セイヨウヒイラギ
クリスマス
- 花名セイヨウヒイラギ
- 学名Ilex aquifolium
- 別名西洋柊, European holly, English holly, holly, common holly, ホーリー, クリスマスホーリー, ヒイラギモチ, Christmas holly
- 原産地欧州、北アフリカ、西南アジア
- 開花場所鉢花, 観葉植物
- 開花期4月, 5月, 6月, 7月
- 花言葉「予見」「家庭の幸せ」
セイヨウヒイラギとは
緑の葉と赤い実がクリスマスカラー
セイヨウヒイラギ(西洋柊、学名:Ilex aquifolium)とは、欧州、北アフリカ、西南アジア原産で、モチノキ科モチノキ属の常緑小低木です。
別名で、クリスマスホーリー(Chiristmas holly)、holly(ホーリー), common holly(こもんホーリー)、European holly、English holly(イングリッシュホーリー)、ヒイラギモチ(柊黐)と呼ばれます。
キリスト教では、セイヨウヒイラギの、鋭い棘のある葉(若木の葉、成木で全縁の葉も同居。後述します)は「いばらの冠」を、赤い果実は「キリストの血」を表すとされ、
クリスマス(Chirist+mas)シーズンには、鉢植えやクリスマスリース(wreath)にして飾られます。
また、ヒイラギのような常緑樹は古くから生命力’の象徴(永遠の象徴)とされ、幸せを願って枝を輪にしてリースも作られます。
セイヨウヒイラギの異形葉性とは
セイヨウヒイラギの葉は、1本の木の下方に棘々の葉、上方に丸い葉がある「異形葉性」です。
この異形葉性とは、DNAを構成する塩基の一つであるシトン(C)に付く水素(H)をメチル基(CH3)に変化させてDNAメチル化を起こすことで、遺伝子配列を変えずに、
遺伝子の働きが制御できるので、後天的な化学修飾(棘トゲ→全縁の葉にする)が可能になることです。
セイヨウヒイラギの木は樹高250cmまでの若木の時は、鹿や山羊の口が葉に届き葉が食べられることを防ぐため、葉を固くし葉縁に棘を付けます。
その後、木が成長して樹高が250cm以上となると、動物の口が届かなくなるので、棘を作る必要が無くなり、棘を作るエネルギーが省かれ全葉となります。
樹高は5~8mです。
葉は緑色の楕円形で、互生して付きますが、「異形葉性」なので、木の下方には棘状鋸歯が有り、上方は全縁です。
雌雄異株です。春に白い4弁花を咲かせます。
10月~12月に赤い球形の果実が成り、クリスマスリースの他、トピアリー、花材、庭木、生垣に使われます。
花言葉
「予見」
一般名:セイヨウヒイラギ(西洋柊)、
学名:Ilex aquifolium、
別名:ヒイラギモチ(柊黐)、クリスマスホーリー、holly, common holly、European holly、English holly(イングリッシュホーリー)、
樹高:5~8m、
葉形:楕円形、葉身長: 5~12cm、葉縁:棘状鋸歯(若い葉)、全縁(成木)、葉序:互生、
開花期:4~5月、花色:白、花弁数:4、
結実期:10月~12月、果実:核果で赤い球形、果実径:0.6~1cm、果実色:赤熟、
用途:クリスマスリース、トピアリー、花材、庭木、生垣。