フランスギク
国花:ラトビア共和国
- 花名フランスギク
- 学名Leucanthemum vulgare
- 別名ox-eye daisy, oxeye daisy, dog daisy, Leucanthemum vulgare
- 原産地ヨーロッパ
- 開花場所野原・畦道, 庭
- 開花期6月, 7月
- 花言葉「寛容」「寛大」「忍耐」「悲哀」「無実」
フランスギクとは
フランスギク(France菊、学名:Leucanthemum vulgare)とは、ヨーロッパ原産で、キク科レウカンセマム属(フランスギク属)の多年草です。
英名では、Ox-eye daisyや、oxeye daisy、dog daisyと呼ばれます。
ラトビア共和国の国花です。
江戸時代に渡来したものが逸散して道端や空き地でも咲いており、日本では帰化植物となっています。
草丈は30~80 cmで茎は直立します。
根生葉を叢生し、葉は長さ8 cmのヘラ形で葉縁に鋸歯があり基部はし茎を少し抱きます。
6月~7月に、葉の間から頭状花序を伸ばし、花径5~6 cmの白(舌状花)と黄(筒状花)の花を咲かせます。花弁数は多い。
キク科の白い似た花
似た白いキク科の花、カモミール、クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、ハマギク、フランスギク、マーガレット、コスモスの違い。
クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、フランスギクは同じレウカンセマム属(フランスギク属)の花で、特に似ています。
・カモミール(Chamomile、ローマンカモミール、学名:Matricaria chamomilla)、
葉は繊細、花径2-3cm、開花2月-10月と長期、舌状花は反り返り、管状花(黄色で緑色を帯びる)は盛り上がる、リンゴ似の芳香
・クリサンセマム・ノースポール(Chrysanthemum north pole、学名:Leucanthemum paludosum)
開花期12ー翌7月(長い)、草丈15-30cm、葉は大き目でキク葉に似る、花径4cm、悪臭
・シャスターデージー(Shasta daisy、学名:Leucanthemum ×superbum)
葉は細長く浅い鋸歯、葉が密に付く、開花5月- 6月、花径は5-8cm
・ハマギク(浜菊、Nipponanthemum nipponicum)
日本産野生菊で海岸に生え無骨で丈夫。太い茎、多段輪生する厚く光沢有り切込み無しの葉、開花9月- 11月、蠅を呼ぶ悪臭
・フランスギク(France菊、学名:Leucanthemum vulgare)
葉はへら状で深い鋸歯あり、開花6月-7月、花径5cm、中央の黄色い花芯が盛り上がっている
・マーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)
葉は羽状で細長く、コスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)に似る、開花は4月~6、花径5cm、悪臭(管状花にチーズに似た香)
花言葉
「寛容」「寛大」「忍耐」「悲哀」「無実」
一般名:フランスギク(France菊)、
学名:Leucanthemum vulgare、又名:ox-eye daisy、oxeye daisy、dog daisy、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科キク科レウカンセマム属(フランスギク属)、
原産地:ヨーロッパ、
草丈:30~80 cm、茎:直立、
根生葉、葉色:緑、茎葉形:ヘラ形で基部は少し茎を抱く、葉長:8 cm、葉縁:深い鋸歯、葉序:互生、
開花期:6月~7月、花序:頭状花、頭花径:5~6cm(5cm)、花色:白(舌状花)と黄(筒状花)、管状花(筒状花):中央が盛り上がった両性花、舌状花:雌性花、花弁数:多数、
総苞形:皿形、総苞片形:長楕円形、総苞片数:3~4列、
用途:庭植え、道端、空き地。