コチョウラン
Phalaenopsis aphrodite
インドネシアの国花、昆虫名, NASA ECO Plant,花屋さんの花
- 花名コチョウラン
- 学名Phalaenopsis aphrodite
- 別名ファレノプシス, Phalaenopsis, 胡蝶蘭, moth orchid, モスオーキッド, Phalaenopsis aphrodite
- 原産地パプアニューギニア、台湾、フィリピン
- 開花場所温室, 園芸品種, 鉢花
- 開花期1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 12月
- 花言葉幸福が飛んでくる
コチョウランとは
コチョウラン(胡蝶蘭、学名:Phalaenopsis aphrodite)とは、パプアニューギニア、フィリピンやマレーシア、インドネシア等の東南アジアの熱帯地域原産で、ラン科ファレノプシス属の非耐寒性多年草です。別名で、ファレノプシス(Phalaenopsis)、moth orchid(モスオーキッド)、ファン、ファレノと呼ばれます。草丈は20〜100 cmです。東南アジアのような熱帯地方の樹木に根を着生させて、木から養分を摂って生活します。葉は肉厚で幅広く、根元から数枚を互生して出します。葉腋から出た花茎を弓形に伸張し総状花序に数個〜数十個のエレガントな五弁花を咲かせます。花は、周年、特に12月~5月が最盛期で、直径2〜12 cm、花色には桃・白・黄・橙・緑・複色があります。高級な贈答花として用いられます。特記:インドネシアの国花とされます。
他の原種には、ファレノプシス・アマビリス(学名:Phalaenopsis amabilis)があります。
胡蝶蘭はNASA ECO Plantの一つ
NASA ECO Plantとして、シックハウス症候群の原因物質となる空気中のキシレン及びトルエンを除去する効果が認められた植物です。ミディ胡蝶蘭(学名:Phalaenopsis midy )や、ミニ胡蝶蘭(学名:Phalaenopsis petit-mini)は小輪系の胡蝶蘭で、場所を取らず、カジュアルに楽しめるため、最近人気の品種です。花色が豊富で、白・淡桃色・赤・紅などがあります。アマビリス(Amabilis)は、白い花弁と薄黄のリップを持つ清楚な花です。ミニコチョウランには他に、花弁とリップが紅色のマンテンコウ(満天紅)や、花弁が淡桃色でリップが濃桃色のリンリン、白い花弁に桃色の筋が入りリップが赤いランラン、桃色の筋の入った花弁に濃紅色のリップのキャンディーなどがあります。
胡蝶蘭の花言葉
幸福が飛んでくる
胡蝶蘭の花径と大中小の関係
胡蝶蘭は、花径が4~5 cmのものをミニ胡蝶蘭、もう少し大きい(花径が6~9 cm)のものをミディ胡蝶蘭、それより大きいものを胡蝶蘭と呼びます。
胡蝶蘭の詳細情報
一般名:コチョウラン(胡蝶蘭)、学名:Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス)、国花:インドネシア、別名:ファレノプシス(Phalaenopsis)、moth orchid(モスオーキッド)、ファン、ファレノ、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科ファレノプシス属、原産地:パプアニューギニア、台湾、フィリピン、生息分布:フィリピンやマレーシア、インドネシア等の東南アジアの熱帯地域、草丈:20〜100 cm、花序形:総状花序、花弁:5枚、距:無し、花径:2〜12 cm、開花期:12月~5月(周年花)、花色:桃・白・黄・橙・緑。