ヤマナシ
Pyrus pyrifolia var. pyrifolia
- 花名ヤマナシ
- 学名Pyrus pyrifolia var. pyrifolia
- 別名Sand pear
- 原産地中国
- 開花場所低山
- 開花期4月, 5月
- 花言葉「愛情」
ヤマナシとは
ヤマナシ(山梨、学名:Pyrus pyrifolia var. pyrifolia)は、中国原産で、バラ科ナシ属の落葉広葉高木です。日本に渡来した後、野生化したとされます。日本では、本州、四国、九州に自生します。樹高は5~15 mです。葉の長さは6~12 cm、葉幅は4~6 cmの卵形で葉縁に鋸歯があり互生して付きます。4~5月に散房花序を伸ばし、直径2.5~5 cmの白い5花弁花を咲かせます。雄蕊は20本で葯色は紫です。花柱は5本あります。9~10月に直径2~3 cmの球形をした梨状果が成ります。果肉は白色です。果実は固くて酸っぱいので生食は不可です。
しかし、和梨の原種とされる野生種で、これ自身は生食には向きませんが、これから「二十世紀」などが作られました。
山梨は和梨の原種
山梨の花と果実(左) → 20世紀梨(右)
ヤマナシ自体は生食に向きませんが、和梨の20世紀梨などの親となりました。梨一覧は梨のページを、果物一覧は果物図鑑を、木の実草の実一覧は木の実草の実図鑑をご覧ください。
一般名:ヤマナシ(山梨)、学名:Pyrus pyrifolia var. pyrifolia、又名:ニホンヤマナシ(日本山梨)、Sand pear、生活型:落葉広葉高木、原産地:中国、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科ナシ属ヤマナシ種、樹高:5~15 m、葉長さ:6~12 cm、葉幅:4~6 cm、葉形:卵形、葉縁:鋸歯、葉序:互生、開花期:4~5月、花序形:散房花序、花色:白、花径:2.5~5 cm、花弁数:5,雄蕊数:20、葯色:紫、花柱数:5,果実期:9~10月、果実型:梨状果、果実形:球形、果実径:2~3 cm、果実の可食:固く酸っぱく生食不可、果肉色:白、用途:花木、公園、台木、樹皮は染料。