センリョウ
らんまん植物
- 花名センリョウ
- 学名Sarcandra glabra
- 別名千両, クササンゴ, せんりょう, 草珊瑚
- 原産地インド、マレーシア、日本
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 墓地・寺院, 公園, 盆栽
- 開花期6月, 7月
- 花言葉富貴、富
センリョウとは
葉の上に実が成りる「千両」
センリョウ(千両、学名:Sarcandra glabra)とは、インド、マレーシア、日本原産で、センリョウ科センリョウ属の常緑小低木です。
別名で、中国語の草珊瑚(クササンゴ)とも呼ばれます。
樹高は、50~100cmです。
葉に光沢があり、薄く、皮質で、葉縁に鋸歯があります。 葉上に果実を成らせます。
センリョウは無花被花(achlamydeous flower)とされ、花には花被がありません。
6月~7月に、緑色の雌蕊が出て、その横に薄緑色の雄蕊が付きます。花弁はありません。
11月~翌1月に、直径0.5~0.6cmの球形の赤い果実が成ります。
黄色い実が成るものは、キミノセンリョウ(黄実千両、学名:Sarcandra glabra f. flava) と呼ばれます。
庭木や、寺木、床飾りの寄せ植え、生け花、お正月飾りにも用いられる縁起物の木です。
旧貨幣の名前が付く植物
花名に旧貨幣のつくものに、マンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウ、イチリョウがあります。金額は、果実の多さや、樹高の高さに拠ります。
金額の多いものから順に、以下になります。この内、センリョウはセンリョウ科、イチリョウはアカネ科で、その他は、ヤブコウジ科の植物です。
この内、センリョウはセンリョウ科でイチリョウはアカネ科、その他は、ヤブコウジ科です。 センリョウ科のセンリョウは葉上に果実をならせ、鳥に積極的に果実を食べさせるのに対し、ヤブコウジ科のマンリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウは葉の下に隠れるように実をつけます。
マンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)ーヤブコウジ科、
センリョウ(千両、草珊瑚、学名:Chloranthus glaber)-センリョウ科、
ヒャクリョウ(百両、学名:Ardisia crispa)ーヤブコウジ科、
ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica )ーヤブコウジ科、
イチリョウ、アリドオシ(一両、学名:Damnacanthus indicus)-アカネ科
センリョウの花言葉
花言葉は「富貴、富」です。
一般名:センリョウ(千両) 、
学名:Sarcandra glabra 、
別名:クササンゴ(草珊瑚)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類センリョウ目センリョウ科センリョウ属 、
原産地:インド、マレーシア、日本、
樹高:50~100cm、
葉形:長楕円形、葉縁:鋸歯、葉色:緑、葉身:10~15cm、葉序:対生、
両性花、花被片:無し=無花被、開花期:6月~7月、花色:黄緑、雌蕊:緑色、雄蕊:薄緑色、
結実期:11月~翌1月、果実径:0.5~0.6cm、果実形:球形、果実色:赤、
■関連ページ
センリョウ(千両、学名:Chloranthus glaber)
キミノセンリョウ(黄実千両、学名:Sarcandra glabra f. flava)
特集 赤い実
かぎけんWEB図鑑|木の実・草の実図鑑
「かぎけん花図鑑交流ページ」への投稿ページ
正月床飾り縁起物「千両」かぎけん花図鑑、2025年1月6日(月)
#千両 #赤い実#正月床飾り #縁起植物 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所