ハコベ

Stellaria media

野草

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  • 花名
    ハコベ
  • 学名
    Stellaria media
  • 別名繁縷, コハコベ
  • 原産地ユーラシア
  • 開花場所野原・畦道
  • 開花期1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月
  • 花言葉「ランデブー」

ハコベとは

1月25日の誕生花

春の七草などの食用、鳥餌、生薬名「繁縷」

ハコベ(繁縷、学名:Stellaria media)とは、ユーラシア原産で、史前帰化した植物で今や全世界で見られるナデシコ科ハコベ属の越年性の野草です。
別名で、種類名のコハコベ、ウシハコベ、ミドリ、古語では、波久倍良(ハクベラ)やハコベラ、英名では、starwort、stitchwort、chickweed(ヒヨコ草)とも呼ばれます。
日本で通常みられるのはコハコベ(S. media)で、海道から沖縄の日本中の田畑や、畦道、道端、荒れ地に自生します。
草丈は10〜20 cmです。
葉柄の先に長さ1〜2 cmの卵形の葉があり、全縁で、互生します。
春の七草の一つで、開花の最盛期は3~6月ですが一年中開花します。
花茎から集散花序を伸ばし、米粒大の白い五弁花を咲かせますが、花弁が先端で2深裂して基部近くまで切れているので、花弁が10枚あるように見えます。
雄蕊は1〜7個、花柱は3個、萼片は5枚あります。
5月〜10月に卵形の蒴果が成り、中に長さ0.2 cm程の円形の種子があります。
用途は、春の七草などの食用、カナリヤやヒヨコ等の鳥餌、生薬名「繁縷(ハンロウ)」。


春の七草


「春の七草」は万葉時代に食用とされた、セリ(芹)、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(母子草)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(田平子)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)の7種の野菜です。


春の七草春の七草
春の七草の一つ、はこべ


ハコベの名前の由来


古語の「蔓延芽叢(はびこりめむら)」が変化して「はこべら」となり、さらに「はこべ」となった。 
漢字の「繁縷」は中国名からとったもので、茎に縷(る、目立つ筋)があることに拠ります。
属名の「Stellaria」は、ラテン語の「stella(星)」を意味し、花が5弁花であることに因みます。
種小名の「media」は、ラテン語の「medius(中間の)」で、花がミドリハコベより小さく、他のハコベなどより大きいことに拠る。


ハコベの種類


世界には約120種があり、日本では、コハコベ(S. media)、ミドリハコベ(S. neglecta)、ウシハコベ(上部に腺毛、S. aquatica)などがあります。


花言葉


「ランデブー」

一般名:ハコベ(繁縷)、
学名:Stellaria media、
別名:ウシハコベ、コハコベ、ミドリ、はこべら(古語)、starwort、stitchwort、chickweed、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ハコベ属、
原産地:ユーラシア
生息分布:北海道から沖縄の日本中、生活環境:田畑や、畦道、道端、荒れ地
生活型:越年草、
草丈:10〜20 cm、
葉形:卵形、葉長:1〜2 cm、葉縁:全縁、葉柄:下部にあり、上部には無い、葉序:互生、
開花期:1月〜12月(最盛期は3-5月)、花序形:集散花序、花弁数:5枚、花色:白、花径:0.4〜0.7 cm、雄蕊数:1〜7、花柱:3、萼片:5枚、
結実期:5月〜10月、果実形:卵形、果実型:蒴果、種子長:0.2 cm、種子形:円形。
用途:食用、カナリヤやヒヨコ等の鳥餌、生薬名「繁縷(ハンロウ)」。
特記:春の七草の一つ。

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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    卵形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型越年草,野草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ10.0 ~ 20.0 cm
  • 花径0.4 ~ 0.7 cm

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