ヒシTrapa jeholensis ポスト 万葉集でよまれた草木花名ヒシ学名Trapa jeholensis別名菱, ひし, hishi原産地日本~朝鮮半島開花場所川・池開花期7月, 8月, 9月, 10月花言葉純愛 ヒシとはヒシ(菱 、学名: Trapa jeholensis)は日本、朝鮮半島、中国大陸原産で、ミソハギ科ヒシ属の一年草の浮遊植物(水草)です。日本では北海道〜九州の湖沼で見られます。茎は湖底から伸びて分枝し、水面にひし形の葉を放射状に広げます。葉縁には三角形の鋸歯があり、葉裏に微毛があります。長い葉柄の途中は膨らんでおりスポンジ状で浮袋の役目をしています。 夏から秋に葉腋から花径1cm程の白い4弁の一日花を単生します。花後は水底に沈んで、蝙蝠に似た倒三角形で左右に1本ずつ鋭い棘のある3cm程の堅果を付けます。種子は食用や薬用とされます。ヒシクイと言う鳥は菱の実を食べます。万時代からある植物で、現代と同じく「菱」と呼ばれ万葉集中で詠われています。菱には、ヒシ、ヒメビシ、オニビシ(忍者がマキビシに使用)、コオニビシの種類があります。 万葉集とヒシ 万葉集 第7巻 1249番歌 作者:下級の女官(柿本朝臣人麻呂之歌集) 題詞:覊旅作 原文 君為 浮沼池 菱採 我染袖 沾在哉 読み 君(が)為 浮沼(うきぬ)(の)池(の) 菱採(摘む)(と) 我(が)染(めし)袖 沾(濡れに)在哉(けるかも) ↓ 君がため 浮沼(うきぬ)の池の 菱摘むと 我が染めし袖 濡れにけるかも 意味 あなたのために 浮沼(うきぬ)の池の 菱(ひし)の実を摘もうとして 自分で染めた(着物の)袖が 濡れちゃったわ。 浮沼(うきぬ)の池は、島根県大田市三瓶町(さんべまち)にある三瓶山(さんべさん)の麓にある浮布池(うきぬいけ)とされます。 一般名:ヒシ(菱) 、学名: Trapa jeholensis、別名:リョウジツ(菱実)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類フトモモ目ミソハギ科ヒシ属ヒシ種、 原産地:日本、朝鮮半島、中国大陸、分布:日本では北海道〜九州、環境:湖沼、生活型:一年草、生活様式:水生、 葉柄:5~20cm、草丈:5-20cm、茎長:最大で2m、葉色:緑、葉形:菱形、葉長:2.5-5 cm、葉幅:3-8cm、葉序:互生、葉縁:三角形の鋸歯、葉裏:微毛あり、 花序形:単生花序、花弁数:4、花冠形:四弁花、花:一日花、開花期:7月~10月、花色:白、花径:1cm、萼片数:4→2個は棘に成る、雄蕊数:4、 果実型:堅果、果実形:蝙蝠に似た倒三角形で左右に1本ずつ鋭い棘、種子径:3cm、 用途:水辺緑化、庭園、種子は食用(佐賀県には菱焼酎がある)や民間薬に、実はヒシクイ(鳥)の餌に。目フトモモ科ミソハギ属ヒシ種ヒシ花のタイプ放射相称花花序単頂花序花冠4弁花葉形三角形葉縁鋸歯状生活型耐寒性多年草(宿根草)花の色白葉の色緑実の色高さ5.0 ~ 20.0 cm花径1.0 ~ 1.0 cm ランダムな花花籠 菊>大菊>厚物チョコレートコスモスホオズキアークトチスコナラランブータン