トロケティア・ボウトニアナ

Trochetia boutoniana

国花:モーリシャス共和国,絶滅危惧種

  • トロケティア・ボウトニアナ
  • トロケティア・ボウトニアナ
  • 花名
    トロケティア・ボウトニアナ
  • 学名
    Trochetia boutoniana
  • 別名Trochetia-boutoniana, トロチェティア, トロセティア
  • 原産地マスカレン諸島固有種|モーリシャス共和国の国花
  • 開花場所植物園, 園芸品種, 鉢花
  • 開花期5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月

トロケティア・ボウトニアナとは

トロケティア・ボウトニアナ(学名:Trochetia boutoniana)は、マスカレン諸島(モーリシャス)固有種でアオイ科トロケティアの低木です。単に、トロケティアや、又学名の「トロセティア・ボウトニアナ」、原産地のクレオール語では「Boucle d'oreille(ブークレ・ドレイユ」とも呼ばれます。樹高2~3mで、葉は卵形~楕円形です。花弁は左右非対称で、赤みがかった橙色をしており、6月~10月に開花します。花はモーリシャスの切手に描かれています。花後に、球形の蒴果が成り、中に球形の黒い種子が10個程できます。


この花の珍しいところ


通常、蜜は蜜色と言われる「飴色」ですが、この花の蜜は「緋色」をしており珍しいです。


受粉媒介者も珍しい


緑色地に赤い点線が入り尾がターコイズブルーで華やかな昼行性ヤモリ「モーリシャスオルナタゲッコー(オーナート=ニシキヒルヤモリ、Mauritius Ornate Gecko、 学名:Phelsuma ornata、フェルスマ・オルナタ)」や、ハチドリ(Trichilus polytmus)、蜜蜂(Bees)が受粉媒介者で蜜を吸いに来ます。


モーリシャスが共和国の国花


1992年 3 月 12 日にモーリシャスが共和国となったときに国花に選ばれました。モーリシャスの南西端に位置する半島ル・モーン・ブラバン(Le Morne Brabant)にあるル・モーン山(標高 556 m)の山服の一ヶ所にのみ原生している絶滅危惧種です。


トロケティア属の仲間


トロケティア属には6種あります。
Trochetia parvifloraーモーリシャス、絶滅危惧種
T. boutonianaーモーリシャス、絶滅危惧種
T. blackburnianaーモーリシャス
T. unifloraーモーリシャス
T. trifloraーモーリシャス
T. granulata ーラ・レユニオンのに生息

一般名:トロケティア・ボウトニアナ、学名:Trochetia boutoniana)、又名:Boucle d'oreille(ブークレ・ドレイユ、クレオール語)、トロセティア、分類名:植物界被子植物真正双子葉類アオイ目アオイ科トロケティア属、樹高:2~3m、葉形:卵形~楕円形、花色:赤みが勝った橙色の花、開花期:6月~10月、果実型:蒴果、果実形:球形、種子:黒い種子が10個、注記:絶滅危惧種。


  • アオイ
  • アオイ
  • トロケティア
  • トロケティア・ボウトニアナ
  • 花のタイプ
    非相称花
  • 花序
    集散花序
  • 花冠
    鐘形
  • 葉形
    楕円形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型乾生低木
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色茶 緑
  • 高さ200.0 ~ 300.0 cm
  • 花径5.0 ~ 6.0 cm

ランダムな花