チューリップ
Tulipa l.
国花ーアフガニスタン(赤)、イラク、イラン、オランダ、カザフスタン、キルギス共和国、ハンガリー、トルコ,花屋さんの花
- 花名チューリップ
- 学名Tulipa l.
- 別名ウッコンコウ, 鬱金香, Tulipa
- 原産地トルコ、イラン、アフガニスタン
- 開花場所庭, 植物園, 公園, 園芸品種, 鉢花, 街路、植栽
- 開花期4月, 5月, 6月
- 花言葉「博愛・思いやり」、赤:「愛の告白」、白:「新しい愛」、黄色:「名声」、黒:「私を忘れて」
チューリップとは
1月31日, 3月8日, 3月13日, 3月14日, 3月20日, 3月22日, 4月8日の誕生花
チューリップ(学名:Tulipa L.)とは、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。
春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。
日本で主に栽培されているのは、ツ―リップの園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:T. gesneriana)」です。
日本では富山県と新潟県の2県でほぼ10割を占めます。
属名「Tulipa」は、トルコ語でターバンを意味する「Tulipan」が元になっています。
チュリップには原種と園芸品種およびそれらの改良品種があります。
尚、チューリップの原種については別途ご紹介します。
チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑
チューリップの品種数
園芸品種の出荷はオランダが世界の6割を占めており、オランダ王立球根生産者協会(KAVB)の分類や品種登録が日本でも参考とされます。。webページ(https://www.kavb.nl/zoekresultaten)の最新検索では、チューリップの品種数は6393種(2017年4月16日現在)です。チューリップの品種は15種に分類されています。花の咲き方は、一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、ボタン咲き、フリンジド(花弁の先がフリル状のなったもの)、枝咲きがあります。
チューリップを国花とする国
チューリップを国花とする国には、アフガニスタン(赤)、イラク、イラン、カザフスタン、ハンガリー、オランダ、トルコがあります。
チューリップの花言葉
「博愛・思いやり」、赤花は「真実の愛」、白花は「新しい愛」、黄色:「名声」、斑入り:「疑惑の愛」。
チューリップの記号(S:Single、D:Double、E:Early、L:Late)
●SE:Single Early 一重早咲き、DE:Double Early 八重早咲き、
●T:Triumph トライアンフ(一重早咲きと遅咲きの勾配種)、
●DH:Darwin Hybrids ダーウィンハイブリッド(一重咲きと原種の勾配品種)、
●SL : Single Late 一重遅咲き、
●L:Lily-flowered ユリ咲き、
●FR:Fringed フリンジ咲き、
●V:Viridiflora ビリデフローラ(花弁中央が緑色)、
●R:Rembrandt レンブラント(モザイク絞り入り)、
●P:Parrot パーロット咲き(花弁周辺に深裂や捩じれ入り)、
●DL:Double Late 八重遅咲き、
●K:Kaufmanniana カウフマニアナ、
●F:Fosteriana フォステリアナ、
●G:Greigii グレイギー、
●その他の野生種:Other species。
チューリップの開花
●早生種・・・開花期:3月下旬~4月中旬
●中生種・・・開花期:4月中旬~4月下旬
●晩生種・・・開花期:4月下旬~5月上旬
チューリップの情報
一般名:チューリップ(Tulip)、
学名:Tulipa L.、
別名:ウッコンコウ(鬱金香)、
国花:アフガニスタン(赤花品種)、イラク、イラン、カザフスタン、
分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目ユリ科チューリップ属、原産地:トルコ(栽培種)、
生息分布:西ヨーロッパ、小アジア、中央アジア、北アフリカ、環境:ステップ地帯、
草丈:15〜55 cm、
生活型:耐寒性球根植物(多年草)、
鱗茎径:2cm、鱗茎形:卵形、
根生葉:2枚か3枚、茎葉:1枚か2枚、葉形:広披針形、葉序:互生、葉縁:全縁、葉身長:10~30 cm、葉幅:1~6 cm、
両性花、花茎長:30~50 cm、花序:単頂花序、花冠:杯形、花弁形:倒卵形、花色:赤・黄・白・桃・青紫・暗紫色・橙・緑・黒・複色、花弁数:6、花弁長:5~8 cm、雄蕊長:2 cm、花柱:3裂、花期:4月(路地植え。促成栽培は11月)から6月まで、花径:5〜10 cm。