ヤマフジWisteria brachybotrys ポスト 万葉集花名ヤマフジ学名Wisteria brachybotrys別名山藤原産地日本開花場所低山, 盆栽開花期4月, 5月 ヤマフジとはヤマフジ(山藤、学名:Wisteria brachybotrys)は、日本固有種でマメ科フジ属の蔓性落葉木本です。西日本の山地に自生します。フジには、このヤマフジ(W. brachybotrys)と、ノダフジ(野田藤、学名:Wisteria floribunda)があります。 ヤマフジ(W. brachybotrys)はノダフジ(W. floribunda)より花序が短く、花は基部や先端が先に咲くというのではなく同時に咲きます。蔓の巻き方が反対で、ノダフジ(W. floribunda)は上から見て右巻き、ヤマフジ(W. brachybotrys)は左巻きです。葉形は複葉で同じですが、小葉数はヤマフジ(W. brachybotrys)は4~6対ですが、ノダフジ(W. floribunda)は5~9対あります。小葉の大きさはヤマフジ(W. brachybotrys)の方が大きいです。万葉集で藤を詠った歌があります。 万葉集 第10巻 1991番歌 作者:作者不詳 題詞:寄花 原文 霍公鳥 来鳴動 岡邊有 藤浪見者 君者不来登夜 読 霍公鳥(ホトトギス) 来鳴(き)動(響もす) 岡邊(辺)有(なる) 藤浪(波)見(に)者(は) 君者(は)不来(来じ)登夜(とや) ↓ 霍公鳥(ホトトギス) 来鳴き響(とよ)もす 岡辺なる 藤波見には 君は来じとや 訳 ホトトギスが 来て鳴き響かす 岡辺にある 藤の花波を見には 来ないととおっしゃるの? 一般名:ヤマフジ(山藤、学名:Wisteria brachybotrys、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マメ目マメ科フジ属、原産地:日本、生活型:蔓性落葉木本、蔓長:3~10 m、花色:紫、花序長(花房長):15~20 cm、花径:1~3cm、開花期:4月~5月、用途:鉢植え、スタンダード仕立て。目マメ科マメ属フジ種ヤマフジ花のタイプ左右相称花花序頭状花序花冠蝶形葉形3出複葉葉縁鋸歯状生活型蔓性落葉木本花の色紫葉の色緑実の色高さ300.0 ~ 1000.0 cm花径1.0 ~ 3.0 cm ランダムな花リプサリス・クエレバムベンシスコバノタツナミヒラドツツジカルセオラリアオオバキリンレブンソウ