ハヤトウリ 果実は野菜に

果実を食用とします。

ハヤトウリ(隼人瓜、学名:Sechim edule)とは、メキシコなど中央アメリカ原産で、ウリ科ハヤトウリ属の蔓性多年草の野菜です。別名で、センナリウリ(千成瓜)や、チャーテ、英名ではchristophene、mirliton、vegetable pear、フランス語ではチャヨテ或いはシャイヨット(Chayote)と呼ばれます。果実を食用とします

大きな塊根から、長さ400-1000cmになる長い蔓が枝分かれして成長します。葉腋から巻き髭を出しネットなどに絡みつきます。葉には長い葉柄があり、広卵形で3浅裂し、葉縁に荒い鋸歯があり、互生して付きます。9月〜10月に、葉腋から総状花序を伸ばし、白緑色~薄黄色の五弁花が合着した独特の花を咲かせます。花後に成る果実は、表面が緑色または白っぽく洋梨形をしており包丁で簡単に切れます。
果実の表面には柔らかい刺状の突起物があります。


調理方法


ハヤトウリハヤトウリ豚肉とハヤトウリ炒め
左:ハヤトウリの花(藤田和代様撮影)、中央:果実、右:ブタニク(豚肉)とハヤトウリ炒め物

調理方法は、皮を剥いて酢の物や、漬物、煮物、炒め物にして食べます。食感はシャキシャキで、味はヘチマ(糸瓜 、学名:Luffa cylindrica)に似ており癖もありますが、比較的淡白で調味料の味付けや、入れる素材の味が支配的になります。

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ハヤトウリ(隼人瓜、学名:Sechim edule)
< a href="https://www.flower-db.com/ja/flowers/luffa-cylindrica">ヘチマ(糸瓜 、学名:Luffa cylindrica)
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