アゲラタムのブログ ポスト 花の原種が多い国に南アフリカと並んで、ペルーなど中南米の地域があります。本日取り上げる花 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum) もその一つです。 コロンビアからエクアドル、ペルーに至る地域は生物の宝庫で、なんと、現在私達が食用としている、ジャガイモやトマト、トウモロコシ、トウガラシ、カボチャ、ズッキーニ、キヌア等の野菜やイネ類、果実のパイナップル、ピーナッツ、カカオ、バナナ、マンゴー等、タバコ、花ではラン(マスデバリアなど)、ベゴニア,アルストロメリア,ハナセンナ、オドントグロッサム、キダチチョウセンアサガオ、アゲラタムなど、枚挙できないほど多数の原産地です。アンデス山脈による恩恵で、標高が高く、気温が低く、降雨が少ないという厳しい環境が植物の多様性を生み出してきました。 ところで、今回のアゲラタムですが、種小名にhoustonianumと付きます。学名を付けるのは植物学者リンネ氏から始まりましたが、これら現地から採集して持ち出した人の名前を種小名に付けることも多く、私(柳下)は個人的に以前から少し違和感を感じています。花が生えているのは現地であって、それを採取した人への献名とするのは越権行為のような気がしています。 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)のページは、かぎけん花図鑑をご覧ください。 Other Articles万136. 赤い実が美しい 実葛サネカズラ(実葛、学名:Kadsura japonica)は、日本他原産でマツブサ科サネカズラ属の常緑蔓性本木です。別名でビナンカズラ(美男葛)、ビジンカズラ(美人葛)、ビンツケカズラ(鬢付葛)とも呼ばれます。 蔓長3m~7mになり、他の木や金網のフェンスなどにツルで巻き付きます。ツルに粘液が含くまれます。 7月~8月に黄白色の鐘形の花を1輪下向きに咲かせます。 雌花の中心には薄緑色の雌蕊が10フキノトウのブログフキノトウは、フキ(蕗蕗)の若い花茎です。初春に、山野の脇で、薄黄色や黄緑色の花を咲かせます。 日本原産で、キク科フキ属の多年草の山菜で茎や葉、花が食用となります。 ■かぎけん花図鑑 フキ(蕗蕗、学名:Petasites japonicus) https://www.flower-db.com/ja/flower:1228 万葉集草木シリーズ19.ツボスミレツボスミレ(坪菫、学名:Viola verecunda)は、日本原産で、スミレ科スミレ属ツボスミレ種の有茎性の多年草です。北海道~九州の丘陵や山地の湿った草地や林内に自生します。万葉集にツボスミレを詠ったうたがあります。 万葉集の巻と作者名 巻八(1444) 作者:高田女王(たかたのおほきみ) 【原文】 山振之 咲有野邊乃 都保須美礼 此春之雨尓 盛奈里鶏利 【よみ】 やまぶき(山振=山吹)6月21日の誕生花 待宵草6月21日の誕生花は、マツヨイグサです。 マツヨイグサ マツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)は南米原産でアカバナ科マツヨイグサ属の常緑多年草です。夕方から朝に、黄色い一日花を咲かせます。花言葉は「無言の愛情」です。 誕生花6月21日かぎけん花図鑑 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-06-21/914 誕生花 6月10日6月10日の誕生花は、ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus)です。 花言葉は「勇敢」。 ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus)は、ユーラシア大陸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。 萼が発達したものが髭(ひげ)のように見えるので、ヒゲナデシコ(髭撫子)とも呼ばれます。 ■かぎけん花図鑑 https://ww誕生花 6月15日6月15日の誕生花は、カーネーションと、フトイです。 カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus)は、南欧原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草で、花色に関係しない一般的な花言葉は、「深い愛」です。 フトイ(太藺、学名:Schoenoplectus tabernaemontani)は、日本、北米、中国等が原産で、カヤツリグサ科フトイ属の大型