藤野寒葵のブログ ポスト カンアオイ(寒葵、学名:Asarum)をご覧になったことがありますか? とっても、地味~な植物で、しかも、展覧会に行かないと見られません。つまり、あまり咲いている機会を見ることの少ない、非日常的な植物と言えるかもしれません。 しかし、一度見ると、意外にハマります。それは、花というか、実際には、萼なのですが、それがちっちゃくて形がユニークで、ピカピカの緑色の葉に隠れて咲くのが楽しいです。日本固有種が多く、それぞれが少しずつ違っています。 本日ご紹介するフジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)は奄美大島の固有種です。島の林下床に自生します。他の寒葵に比べて花が大きく、緑っぽい色(勿論、黄色や他色も有り)をしています。花は筒状花で、先端が3裂し、各萼片が丸みを帯びています。 フジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi) https://www.flower-db.com/ja/flower:1819 特集 かんあおい(寒葵) Other Articles修善寺ゆるり旅で出会った花 タマスダレ(玉簾)修善寺ゆるり旅で出会った花 タマスダレ(玉簾) 左:修禅寺(エリアの修善寺とお寺の修禅寺では「禅」「善」の字が違います)、右:修善寺観光名所の「竹林の小径」 タマスダレは珍しい花ではありませんが群生して咲いていると目立ちます。修善寺の町中で出会った花「タマスダレ」をご紹介します。 タマスダレ(玉簾、学名:Zephyranthus candida)とは、ペルー原産で、ヒガンバナ科の球根植物で4月25日の誕生花 貝母、美女撫子4月25日の誕生花は、ビジョナデシコ,バイモです。 ビジョナデシコ ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus) は、ユーラシア大陸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。花言葉は「勇敢」です。 バイモ バイモ(貝母、学名:Fritilaria thunbergii)は、中国原産で、ユリ科バイモ属の耐寒性半蔓性球根植物です。花言葉は「謙虚な心、才能天皇もヨイショするの⁉万葉集草木47.タチバナタチバナ(橘、学名:Citrus tachibana)は日本固有種で、ミカン科ミカン属の常緑広葉低木です。 古事記や日本書紀、万葉集にも登場する神聖な木として古来から愛でられています。晩春から初夏に、葉腋から小さな白い五弁花を咲かせます。秋~初冬に、黄色い小さな果実を成らせますが酸っぱくて生食はできません。用途は、庭植、鉢植え、切花、果実酒、ジャム、調味料、葉や花は文様や家紋のデザインとされます。ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅花日記2022年5月7日 ツツジ属シリーズ18.耽羅玄海躑躅 韓国の矮性躑躅 タンナゲンカイツツジ(耽羅玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii )は、韓国原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉小低木「ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum)」の近縁種の矮性ツツジです。原産地では山地に自生します。樹高はせめてお姿だけでも!?万葉集草木シリーズ39.アケビアケビ(木通、学名:Akebia quinata)は、アケビ科の蔓性落葉低木です。春に総状花序を伸ばし、先端に雄花、基部に雌花を咲かせます。雌花には大きい紫褐色の3枚の萼片と、中央に放射状の雌蕊が6~9本があります。雄花は薄黄で小さく中央に紅紫色の雄蕊が6本あります。秋に紫色で長楕円形の果実が成ります。万葉集では「さのかた」と言う名で詠まれています。 万葉集 第10巻1928番歌 作者:作者不詳11月16日の誕生花|クリスマスローズ11月16日の誕生花は〇クリスマスローズです。 クリスマスローズ クリスマスローズとは、ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)という植物のことで、クリスマスの時にだけ花を咲かせるものを呼びます。 キンポウゲ科クリスマスローズ属の常緑多年草で、花のように見えるものは萼で、白または桃色をしており、下向きに咲かせます。花言葉は「私の不安をやわらげて」です。 似た花に、レン