山茱萸のブログ ポスト 先のブログ(2019-04-09)でご紹介したハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科の小高木でした。 今回ご紹介するサンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis)も同じミズキ科の小高木です。 このブログを毎回ご愛読頂いている方は既にお気づきだと思いますが、学名=属名+種小名 で、属名=科名ですので、ハナミズキもサンシュユも「Cornus」というミズキ科の植物であることが分かります。 また、種小名=花名 なので、ハナミズキとサンシュユの種小名(和名)は、それぞれ、ハナミズキ種と、サンシュユ種と言うことになります。 前置きが長くなってしまいましたが、この サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis) は、春に黄色い小花を沢山咲かせ、秋に赤い丸い果実をたくさん成らせます。 サンシュユは中国原産で、日本へは江戸時代に漢方の生薬を採取するために渡来しました。生薬となるのは種子を除いて乾燥させた果実です。 効能には、滋養強壮や、腰痛・高血圧・かすみ目の鎮静などがあり、本生薬が含まれる漢方薬には、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などがあります。 花言葉は「気丈な愛」です。 ■サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis) https://www.flower-db.com/ja/flower:305 Other Articles12月30日の誕生花 紅弁慶(カランコエと同じ)、藪柑子(十両のこと)、葉牡丹12月30日の誕生花 ベニベンケイ(紅弁慶、カランコエ),ヤブコウジ(藪柑子、十両のこと),ハボタン(葉牡丹)です。 ベニベンケイ(紅弁慶)=カランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。花言葉は「幸福を告げる」です。 ジュウリョウ(十両、学名:Ardisia japonica)は、サクラソウ科ヤブ万182.白い乳液が出るのでチチ 犬枇杷イチョウの花日記ところでも、万葉名で「チチ」という植物が登場しました。実際問題として万葉名の「チチ」とは、イチョウなのか、イヌビワなのか、はたまたほかの植物なのか、定かではありません。なにしろ、今から1300年以上前のことですから。ここでは、チチをイヌビワとして扱います。 イヌビワ(学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. erecta)は、日本と済州島(韓国)原伊豆大島椿祭り002「寒椿 'マソティアーナ' ('Mathotiana')」 2024年伊豆大島椿祭りで撮った椿の写真2回目は、 「寒椿 'Mathotiana'(カンツバキ 'マソティアーナ' )」です。 カンツバキの園芸品種で、花弁色は紅色で、開花期は12月初旬~2月下旬です。 ■関連ページ 【花日記】 伊豆大島椿祭り002「寒椿 'Mathotiana'(カンツバキ 'マソティアーナ' )」 かぎけん花図鑑 花日記2024年2月8日(木) 【特集】 特集 寒椿品種5月12日の誕生花 アスチルベ、赤いカーネーション、白いライラック5月12日の誕生花は、アスチルベ,カーネーション(赤花),ライラックです。 アスチルベ アスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)は、初夏に、細く強い茎から円錐花序を伸ばし、綿菓子のような花を咲かせます。和名ではアワモリソウ(泡盛草)と呼ばれます。花言葉は「消極的なアプローチ」です。 カーネーション(赤花) カーネNASA Eco Plant 9.ポトス新企画花日記1月10日「NASA Eco Plant 9.ポトス 」 ポトスは「NASA ECO Plant」に選ばれた植物であり、シックハウス症候群の原因物質となる空気中のベンゼン、ホルムアルデヒド、キシレン及びトルエンを除去する効果があります。これら原因物質は、建材や家具に使われた合成樹脂や、塗料の溶剤及び希釈剤、接着剤、防腐剤等から発生します。 ポトスは緑色の葉を楽しむ観葉植物ですが、園芸NHK朝ドラ「らんまん」花ら 24.猫にマタタビNHK朝ドラ「らんまん」の花をシリーズ【かぎけん花日記】 マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama)は、日本~朝鮮半島原産で、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性低木です。 夏に、葉腋から白色5弁の花を下向きに咲かせます。ハンゲショウ(半夏生、半化粧、学名:Saururus chinensis)やハンカチノキ(ハンカチの樹、学名:Davidia involucrata)のよ