沈丁花のブログ ポスト 春の ジンチョウゲ(沈丁花)、夏の クチナシ(梔子)、秋の キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、日本の3大香木として知られます。 本日の花は、ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora)をご紹介します。 沈丁花の香りは甘く、遠くまで届きます。低木なので、香りはすれども、姿は見えず。 香水やアロマに当然使われていると思いますが、天然香料は、意外なことに使われていません。それは、沈丁花の香りが100種類もの香り成分から醸し出されていることや、根や樹液、果実に毒があることに因ります。そこで、主要な香り成分である「リナロール」が、人工のテルペンアルコールにより代用されることになります。 沈丁花は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の耐寒性常緑低木で、花言葉は「不滅」。 ■かぎけん花図鑑 ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora) https://www.flower-db.com/ja/flower:1311 Other Articles花ら 51.野菊の代表品種の一つ 野路菊 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ノジギク(野路菊、学名:Chrysanthemum japonense)は、日本固有種で、キク科キク属の耐寒性常緑多生植物です。西日本の本州から四国、瀬戸内海、九州の太平洋沿いの傾斜地に自生し群落を形成します。 野菊の代表品種の一つ ノジギクは、リュウノウギクと共に代表的な野菊です。10月~11月に茎先に白い頭花を3個程咲かせます。花は咲シクラメンシクラメン(Cyclamen、学名:Cyclamen persicum)は、家庭の明るい窓辺に置かれ、秋~翌年春まで長期間咲いているサクラソウ科シクラメン属の球根植物です。 花は長い花柄の先端に単生し、受精すると花柄が螺旋状に巻きます。萼片は5枚で、花冠は5裂し、花弁が上に反り返って咲く様子が篝火(カガリビ)に似ているのでカガリビバナ(篝火花)とも呼ばれます。 花色には桃色や、薄桃色、白、ツルラン(鶴蘭、学名:Calanthe triplicata)花名の一部に鳥名が付く花の1つです。→特集 鳥名が付く花一覧 ツルラン(鶴蘭、学名:Calanthe triplicata)とは、沖縄や奄美に自生するラン科エビネ属の常緑多年草です。 夏に咲くエビネなので、オナガエビネ等とともに、夏エビネとも呼ばれます。広葉樹林下の林床に地生して群生して咲くラン(蘭)です。 草丈は50〜80cmで、偽球茎は球状をしています。 根出葉は緑色で、長さ30〜60cmの12月13日の誕生花 赤い菊、サルオガセモドキ12月13日の誕生花 チランジア=サルオガセモドキ,赤い菊です。 チランジア=サルオガセモドキ(猿尾枷モドキ、学名:Tillandsia usneoides)は、北米南部や中南米原産で、パイナップル科ハナアナナス属の多年草です。花言葉は「不屈」です。 キク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国、米国原産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。赤椿土佐有楽と有楽の関係椿 土佐有楽(ツバキ トサウラク、Tosauraku、学名:Camellia japonica 'Tosauraku')とは、ツバキの園芸品種の非膣で、花弁は桃色、一重のラッパ咲き中輪(花径8cmほど)で、2月~4月に開花します。 寺田寅彦氏の実父である利正氏が、苗を東京から高知に運び、牧野植物園にも献上されたとされる椿です。 侘助椿 太郎冠者=有楽(タロウカジャ、ユウラク、学名:Camel3月9日の誕生花、アセビ3月9日の誕生花、「アセビ」 アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonica)とは、日本原産で、ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木です。 明治時代に発刊された有名な歌誌と同じく「アシビ」や、アセボ、アセミ(いずれも、漢字は馬酔木)とも呼ばれます。 樹高は200~500 cmで、樹皮は灰褐色をしています。 葉質は硬質で光沢があり、葉色は濃緑色で、長さ5 cm程