エキザカムのブログ ポスト アラビア海の西方、アデン湾に浮かび、「インド洋のガラパゴス」と呼ばれる「ソコトラ島」は、世界自然遺産に指定された島で、動植物の固有種が多いことで知られます。アラビア半島南西部のイエメンから南に300Kmの海上で、アフリカのソマリア沖にあります。この島には、リュウケツジュ(龍血樹、ドラセナ・シナバリ、学名:Dracaena cinnabari)や、ボトルツリー(デザートローズ、学名:Adenium obesum)、乳香の木(Frankincense Tree、フランキンセンスツリー、学名:Boswellia sacra)をはじめ、植物の固有種が300種類もあります。いずれも実物は見たことがありませんが、固有種の中で唯一私達の身近にあるのが、この「エキザカム」です。意外と遠くて身近な植物であることに、驚かされます。 魅力的なソコトラ島、以前は安全だったようですが、外務省の危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」に指定されたまま、現在もビザが発給されていない状態です。イエメンが内戦状態にあること、「アラビア半島のアル・カーイダ」(AQAP)や、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の支部が出来ていることに拠ります。残念! エキザカム(Exacum、学名:Exacum affine)は、リンドウ科エキザカム属の非耐寒性多年草で、花言葉は「愛のささやき」。言葉通り、「愛をささやいて」、一刻も早く、平和な国作りを目指して欲しいですね。 Other Articles世界の国花シリーズ コロンビア(2)コロンビアのもう一つの国花はカトレア・トリアナエ 花日記は、現在、「特集 〇月の〇色の花」と「特集 世界の国花」を並行して載せています。今日は「特集 世界の国花」をご紹介します。 世界の国花シリーズでコロンビアには国花が2つあり、一つはかぎけん花図鑑花日記2022年8月28日のブログで既にご紹介した「アラビカコーヒーノキ(Coffea arabica)」でした。 今日は、もう一つの国花の「カト万143.秋に咲く楡、そのまんまだね!?アキニレ(秋楡、学名:Ulmus parvifolia)は、中国、台湾、日本などの東アジア原産で、ニレ科ニレ属の落葉性半常緑高木です。湿潤な場所を好み、荒地や川岸などに自生します。9月に薄黄色の小花を葉腋に4~6輪咲かせます。花冠は鐘形で4裂し、紅色の葯が目立ちます。秋に開花するニレは世界的にも珍しいです。花は風媒花です。実は食用となります。葉は秋に黄葉します。 ハルニレ(春楡、学名:Ulmus花ら 60.これもランだよ 野生の蘭 捩花 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 小さいけど、これでも蘭 ネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis) は、日本などが原産で、ラン科ネジバナ属の多年生の野草です。別名で、モジズリ(捩摺り)と呼ばれます。根生葉の間から、螺旋状に捩れた穂状花序を伸ばし小さいですが蘭形の花を多たくさん咲かせます。萼片と側花弁は赤紫〜桃色で、唇弁部は白い。種子は0.001 mgと6月25日の誕生花 ヒルガオ6月25日の誕生花は、ヒルガオ(ピンク)です。 ヒルガオ ヒルガオ(昼顔、学名:Calystegia japonica)は、ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生植物の野草です。夏に、アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)と似た漏斗状の濃桃色の花を咲かせますが同科別属です。朝顔(I. nil)は色のバリエーションが多いですが、昼顔(C. japonica)はこの1色だけです。花言葉は「絆4月4日の誕生花 霞草、アネモネ、李4月4日の誕生花は、アネモネ(赤),カスミソウ(白),スモモです。 カスミソウ(霞草、学名:Gypsophila spp.)はナデシコ科カスミソウ属の耐寒性一年草/多年草です。花言葉は「清らかな心」です。 八重咲で豪華なシュッコンカスミソウもあります。 アネモネ(Anemone、学名:Anemone spp.)は、地中海沿岸原産で、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。赤花の花言葉ポインセチアのブログあと1ヶ月程でクリスマスですね。クリスマスシーズンが近づくと花屋さんの店先を飾るのは、クリスマスツリー用の樅の木や、このポインセチアが多くなります。クリスマスツリーが最近、オーナメント付きの人工品が多いのに対し、ポインセチアま生の鉢植えが多く売られています。 ポインセチア(Poinsettia、学名:Euphorbia pulcherrima)は、メキシコ原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の常