客引きのような長歌、万葉集草木シリーズ17.イチイガシ ポスト イチイガシ(一位樫、学名:Quercus gilva)は、日本~東アジア原産でブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。万葉集で、イチイガシが詠まれていますが、575の短歌ではなく長歌なので、一部抜粋して掲載します。 万葉集で詠まれた【イチイガシ】 巻16-3885 長歌 題詞に「乞食者詠・ほがひびと」 【原文】 伊刀古 名兄乃君 居々而 物尓伊行跡波 韓國乃 虎神乎 生取尓 八頭取持来 其皮乎 多々弥尓刺 八重疊 平群乃山尓 四月 与五月間尓 藥猟 仕流時尓 足引乃 此片山尓 二立 伊智比何本尓 【読み】 いとこ(伊刀古) 馴染み(汝背)の君 居り居りて 物に行くとは 韓国の 虎神を 生け捕りに 八つ捕り持ち来 その皮を 畳(多々弥)に刺し 八重畳 平群の山に 四月と 五月間に 薬猟 仕ふる時に あしひきの(足引乃) この片山に 二つ立つ 櫟(いちい、伊智比)が本(もと)に 【意味】 さあさ皆さんお立合い 家に籠っていると、出掛けるのは辛い(つらい→からい)韓(から)国にでも行ってみなされ。 虎を八頭 捕らえて持ち帰り その皮を八重に畳に張りつけて 平群の山に、鹿の角を取って薬猟りせんとするなり。 片山に二本立つイチイガシのもとに、 以下、本文に続く ■関連ページ 客引きのような長歌、万葉集草木シリーズ17イチイガシ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月3日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles花ら 08.チョコレートの原料 カカオ 今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】に出て来る魅力的な植物です。 カカオ(学名:Theobroma cacao L.)は、熱帯アメリカ原産でアオイ科の常緑小高木と果実のことを言います。白い小花が房状に幹や枝に直接付く「幹生花」です。 春に成る果実の中には、20~60個の種子(カカオ豆)が5列に収まっています。これらはカカオ豆はチョコレートやココアの原料となります。 詳しくはこちら 椿 万才楽のブログそろそろ山茶花から椿にバトンタッチされる時期がやって参りました。 本日ご紹介する椿 万才楽(まんざいらく)は、太平楽(たいへらく)に白斑が入った品種で、熊本県が誇る「肥後椿」の代表品種の一つです。 肥後椿の特徴は、「一重平咲き梅芯」です。つまり、 ●花は一重咲き。花弁数は5~10枚です。 ●花びらは、パカっと潔く平らに開いて咲きます。恥じた様に少しだけ開くという中途半端な咲幹生花-幹に直接花を咲かせ結実する植物幹生花とは、幹に直接花を咲かせ、結実する植物のことです。幹生花には、以下のものがあります。 カカオ、ハナモモ、{{ローソクノキ}}、イチベンバナ、{{カムカム}}、ブラシノキ、ハナズオウ、パラミツ、フィカス・バリエガタ、パパイア、ドリアン、ホウガンノキ、{{カムカム}}(M. dubia)、シャシャンボ。{{赤榕}}、{{ジャボチカバ}}、 ■かぎけん花図鑑 https://www.f1月のピンクの花一覧1月の桃色・ピンクの花 山野草では、ウスベニコザクラ(学名:Primula rosea)が咲き始めます。 しかし、なんと言っても、1月に咲くピンクの花と言えば、梅(ウメ、学名:Prunus mume)が季節感を醸し出します。そして、サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqu)が充実し、椿・侘助椿(学名:Camellia wabisuke)が一斉に咲いて訪れる鑑賞客を楽しませてくれま誕生花 8月29日 サルスベリ誕生花 8月29日は、〇サルスベリです。 〇サルスベリ サルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)は、中国原産で、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。花名は、樹皮が薄く剥げやすく木肌がツルツルしており木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというに拠ります。別名で、百日紅とも呼ばれますが、それは紅色の花が7月~9月と長期間(百日、3ヶ月間)咲くことによります。四月の白い花1 ハクモクレン、コブシとの比較今、街路樹として植えられ白花を咲かせているものにハクモクレンとコブシがあります。遠くから見るとどちらか判断が付かない場合があります。そこで、ここに簡単な見分け方を図示します。 ハクモクレンとコブシの違い ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia denudata、シノニム:Magnolia heptapeta)とコブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)は似ているので違いを図示して