二又ならぬ三又か!?万葉集草木23.ミツマタ ポスト ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha )は、中国原産地でジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。日本には慶長年間に渡来しました。。万葉集でも謡われています。 万葉集の巻と作者 万葉集10巻-1895番 柿本人麻呂 万葉名:三枝(サキクサ) 【原文】 春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹 【読み】 春去れば まづ三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 後にも逢はむ な恋そ吾妹(わぎも) 【意味】 春になって 先ず咲くさきくさ(三枝=ミツマタ)のように 無事ならば 後で逢いましょう。そんなに恋を焦らないで、私の愛しい人。 とは言えど、「二又、三又はしてないでしょうね」と突っ込みたくなるような気がしませんか?(by 花図鑑編集者) 詳しくはこちら ... 以下本文に続く ■関連ページ 二又ならぬ三又とは?万葉集草木シリーズ23.ミツマタ かぎけん花図鑑 花日記2023年1月9日 特集 万葉集でよまれた草木 Other Articles【動物・鳥・花】キカラスウリ(黄烏瓜)前回に引き続き、カラス関連の花をご紹介します。「キカラスウリ」は日本固有種で、「カラスウリ」の変種なので性質的にはほぼ同じです。違いは、①キカラスウリの実は黄色で、カラスウリの実は赤くキカラスウリよりも小さい。 ②キカラスウリの葉は丸みを帯びて滑らかなのに対し、カラスウリの葉は朝顔の葉に似てシャープで表面に毛があります。 ③いずれの花も夜から朝方まで咲きますが、開花時間の長さが異なり、キカラスウリ富16.酒器に似たラン【富山県中央植物園】とっくりラン かぎけん花日記 今日は、「花日記」をお伝えします。先日出掛けた【富山県中央植物園】に展示されていた植物です。 トックリラン(徳利蘭、学名:Beaucarnea recurvata)は。メキシコ原産で、キジカクシ科トックリラン属の半耐寒性常緑低木です。茎は直立しますが、下部は酒徳利のように肥大し、それが名前の由来となっています。樹高は4~5 mで、頂部から束生した細長い硬い葉がポニーテールのように見えますかぎけん花図鑑 9月15日の誕生花 赤いダリアかぎけん花図鑑 9月15日の誕生花は、赤いダリアです。 赤いダリア ダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata)は、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。 夏から秋に、青以外のどんな色でもあると言われる程豊富な花色や、様々な咲き方で華やかに咲きます。その中でもポンポン咲きが特に人気です。同属で、冬に咲き、背丈が屋根まで届く木立性のコウテイ花ら 64.白花の次は赤い実だね 藪手鞠 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ヤブデマリ(藪手鞠、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)は、日本、朝鮮半島、中国原産でレンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉小低木です。 5月〜6月に、水平に伸ばした枝に上向きに白い花をびっしり咲かせます。花の中央には小さな両性花が咲き、その周囲を大きな花弁を持つ装飾花が取り巻きます。 ヤブデマリの花は、【動物・鳥・花】カラスバオキザリス鳥と花のいい関係 カラスバオキザリス カラスバオキザリスは正式名称で オキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)と言うブラジル原産の耐寒性球根植物です。オキザリス(Oxalis)科=カタバミ科で、葉色が暗紫色で烏羽のようだということで、カラスバオキザリスと呼ばれます。また、同じくオキザリス科で、葉形が三角形(トライアングル)なのでオキザリス ・トライアングラ花ら92.蝶に好かれる 野薊 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生の野草です。日本の代表的なアザミで、アザミと言えば日本ではノアザミをさします。草丈50〜100 cmです。全草に鋭い棘があります。葉は羽状の根生葉で葉縁に棘があり、地面際でロゼッタ状に広がります。5月〜8月に根生葉の間