NHK朝ドラ「らんまん」花ら 25.赤い実が落ちてくるよ 山桃
NHK朝ドラ「らんまん」の花をシリーズ【かぎけん花日記】
ヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)は、中国原産でヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木です。成長は遅く、果実が成るまで、実生から15年、苗からでも4~5年かかります。葉は、枝先に集合して付きます。雌雄異株です。雄花、雌花共に、花に花被がなく1つの苞と2つの小苞から蕊を出します。
春に雄花序、雌花序共に短い花序にたくさんの小花を咲かせます。雄花は雄蕊5~8個から成ります。雌花は苞と小苞から雌蕊を1個出し先端の柱頭は濃紅色で角状に2裂します。
花後の初夏に球形の果実が成り黄色→赤→濃紅色になります。果実の表面は粒状になっています。完熟した果実は生で食べられます。未熟な果実はジャムやヤマモモ酒にします。用途は公園、街路樹、鳥の餌、果実は食用、生薬です。
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