パフィオ・プレミアムマジック 'イーストリバー'のブログ
「世界らん展2019」に出展された蘭から選抜したシリーズです。
パフィオペディルムは、食虫植物のように見える蘭です。これは、正面にある大きな袋状の唇弁が虫を捕らえて消化する葉のように見えるからですが、蘭にそのような機能はありません。
通常、蘭の花は、外花被片3枚と内花被片3枚から構成されています。外花被片は背萼片1枚と側萼片2枚から成り、内花被片は側花弁2枚と唇弁1枚から成ります。
パフィオペディラムの場合は、この内花被片の側花弁2枚が合着し1枚となり唇弁1枚が袋状となっています。これが食虫植物のように見える所以です。
本日の、パフィオ・プレミアムマジック 'イーストリバー'(Paph. Premium Magic 'East River')は、「パフィオペディルム」の園芸品種の一つです。花全体は白で、2枚の側花片と背萼片1枚の基部付近と唇弁が薄黄色をしています。
花言葉は「優雅な装い」や、「変わり者」など。