富山16 カンボク(肝木) ポスト 灌木でも潅木でもありません。肝木です。 カンボク(肝木、学名: Viburnum opulus var. sargentii )は、東アジア原産で、ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木または小高木です。日本では、北海道、本州中部以北で、山地の湿気のある場所に自生します。樹高は3-5mで、林内では低木になります。葉の長さは5-11cm、葉縁に鋸歯あり、葉形は倒卵円形で先が大きく3裂し対生します。 5-6月に散形花序を伸ばし、花径0.4cmの両性花と、2cmの5弁の装飾花を咲かせます。花はいずれも白花です。9月に直径0.8cm程の赤い球形の果実がなりますが食べられません。果実にはたくさんの小さな種子があり風で飛散します。繁殖は挿し木や株分けで行います。庭木や、公園樹、材は器具材、楊枝材、果実は薬用にされます。 カンボクと似た木 花はガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis)に似ています。 他に、別目(ミズキ目アジサイ科)ですがノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata )、同属の ガマズミ(蒲染、学名:Viburnum dilatatum)や、ミヤマガマズミ(深山蒲染、学名:Viburnum wrightii)がありますが、いずれも葉の先端が3裂しません。ノリウツギの葉は卵形のままです。 花言葉や説明の続きは本文をご覧ください。 ■関連ページ カンボク(肝木、学名: Viburnum opulus var. sargentii ) 富山16 カンボク(肝木、学名: Viburnum opulus var. sargentii)かぎけん花図鑑 花日記2024年5月22(水) かぎけん樹木図鑑 Other Articlesカネノナルキカネノナルキ(金の成る木)は商売繁盛の縁起物として、お店の出入口や自宅の玄関等に植えられているアフリカ原産で、ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物・常緑低木です。 本来、多肉植物ですが、経年で木質化し低木の様になります。 クラッスラやカゲツ(花月)とも呼ばれます。 また、幼木時に5円玉のように穴が開いた硬貨を枝・茎に嵌んでお金が成っているように見せて流通したのが花名の由来です。 英語圏誕生花 5月26日5月26日の誕生花は、ゼラニウムと、オリーブです。 ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium ×hortorum)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。花言葉は、「尊敬」です。 オリーブ(Olive、学名:Olea europaea)は、地中海沿岸や小アジア原産で、モクセイ科オリーブ属の常緑広葉低高木です。花言葉は、「平和」です。 12月20日の誕生花 カトレヤ、パイナップルリリー12月20日の誕生花はカトレヤ,パイナップルリリーです。 カトレヤ カトレア(学名:Cattleya)は中南米原産で樹上に着生するラン科カトレア属の非耐寒性多年草です。花言葉は「魔力」、「魅惑的」です。 パイナップルリリー パイナップルリリー(Pineapple lily、学名:Eucomis autumnalis)は、アフリカ原産で、ユリ科ユーコミス属の半耐寒性多年草(球根植物)ヒマラヤユキノシタのブログ本日の花は、家庭の庭でも良く見かけるヒマラヤユキノシタ(Himalaya雪の下)です。2月~3月が花盛りですが、早いものでは冬から咲いています。 ヒマラヤユキノシタ(Himalaya雪の下)は、ヒマラヤの雪下から逸早く花を咲かせることから命名されたユキノシタ科ベルゲニア属の耐寒性常緑多年草です。学名から、ベルゲニアとも呼ばれます。 ツバキ椿が咲く時期に同時に開花しています。 ヒマ節黒仙翁のブログ秋の野草「センノウ」がしっくりくる季節になりました。センノウには幾つか種類がありますが、本日の花「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」もその一つです。花言葉は「恋のトキメキ」。 引続き、かぎけん花図鑑で、フシグロセンノウ(節黒仙翁、学名:Lychnis miqueliana)をお楽しみください。4月9日の誕生花 サクラ,アカシア4月9日の誕生花はサクラ,アカシアです。 サクラ(桜、染井吉野) サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、ヒマラヤ原産でバラ科サクラ属の落葉広葉小~中高木です。代表品種にソメイヨシノがあります。桜の品種については下記の「特集 サクラ」をご参照願います。花言葉は「純潔」「優れた美人」です。 アカシア(Acacia、ギンヨウアカシア) アカシア(Acacia)は、マメ科アカシア属の