珊瑚シリーズ 8.ジュズサンゴ(数珠珊瑚)

珊瑚シリーズ 8.ジュズサンゴ(数珠珊瑚)
「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ

ジュズサンゴ(数珠珊瑚、学名:Rivina humilis)は、メキシコやブラジル等の熱帯アメリカ原産で、ヤマゴボウ科リビナ属の半蔓性・耐陰性・非耐寒性・常緑低木です。学名のリビナ(Rivina)や、果実が赤くなるのでRouge plant、小さな赤い胡椒のような果実がなるのでBaby pipper、鮮血のような実がなるのでBlood berryという別名があります。半蔓性植物で茎がどんどん伸長します。葉は光沢のある濃緑色で卵形~広披針形です。温室で周年咲き続けます。花茎に白い花(実際には萼片)とミニトマトに似た赤い果実をたくさん付けます。この白い五弁花のように見えるものは花弁では無く、5枚の萼片です。この白い萼片は、先端がピンクを帯びており閉じているときは蕾のように見えますが、開くと小さな白い蘭の花に似ています。
花後に成る果実には光沢があり、白→ピンク→赤と変色します。成熟した赤くて小さな果実は、枝付きのプチ(ミニ)トマトのようです。しかし、トマトとは違い、果実に毒があるので食べてはいけません。
花名は、珊瑚を磨いて作った「珊瑚玉」のような赤い果実を数珠状に付けることから来ています。花言葉は「ひたむきな姿勢」です。

特集「珊瑚」と名が付く植物

花日記 2022年(令和4年)1月28日 珊瑚シリーズ8.ジュズサンゴ(数珠珊瑚)

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