ヒメユリLilium concolor ポスト 花名ヒメユリ学名Lilium concolor別名Star lily, スターリリー, 姫百合, Lilium concolor原産地日本、朝鮮半島、中国開花場所野原・畦道, 低山開花期6月, 7月花言葉「可憐な愛情」 ヒメユリとはヒメユリ(姫百合、学名:Lilium concolor)は日本、朝鮮半島、中国原産で、ユリ科ユリ属の非耐暑性・耐寒性球根植物(多年草)です。東北南部から九州の日本の日当たりの良い山地の草地に自生しますが主に西日本に分布します。ヤマユリの中では背が低い方で可憐な花を咲かせます。花色は一際目立つ鮮橙色です。群生せず草原でポツンと疎らに分布します。茎丈は30〜60cmで茎は直立します。葉は広線形で葉柄は無く茎に互生します。6月〜7月に頭状花序を伸ばし、花径6〜7cmのユリ形(六弁花)をした花を上向きに数輪~10数輪咲かせます。花が星形に開くことから、英名ではスターリリー(Star lily)と呼ばれます。尚、沖縄糸満市にある慰霊碑「ひめゆりの塔」の姫百合と花の姫百合は無関係です。万葉集には百合を詠んだ歌が11種あり、山百合か笹百合と言われますが、姫百合を読んだ歌が1首あります。 万葉集と姫百合 姫百合を詠んだ歌が1首だけありますが、それを以下にご紹介します。 万葉集 第8巻 1500番歌 作者:坂上郎女(さかのうえのいらつめ) 題詞:大伴坂上郎女歌一首 登場する植物:姫由理→姫百合 原文 夏野之 繁見丹開有 姫由理乃 不所知戀者 苦物曽 訓読 夏(の)野之(の) 繁見(み)丹(に)開(咲け)有(る) 姫由理(百合)乃(の) 不所知(知らえぬ)戀者(は) 苦(しき)物(もの)曽(ぞ) ↓ 夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものぞ 訳 夏の野の 茂みに咲いている 姫百合のように 人に知られぬ恋は 苦しいものです。 片思いは辛いわ。 by 坂上郎女 一般名:ヒメユリ(姫百合)、学名:Lilium concolor、分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目ユリ科ユリ属ヒメユリ種、別名:スターリリー(Star lily)、原産地:日本、朝鮮半島、中国、生息分布:東北南部から九州の日本、環境:日当たりの良い草地、茎丈:30〜60cm、茎:直立、葉柄:無、広線形、葉序:互生、開花期:6月〜7月、花序形:頭状花序、花冠形:ユリ形、花径:6〜7cm、花色:朱赤、果実型:蒴果、特記:英国王立園芸協会(RHS)による園芸区分では属の1群でアジアティック・ハイブリッド(A)のグループに入るユリです。。目ユリ科ユリ属ユリ種ヒメユリ花のタイプ放射相称花花序頭状花序花冠ユリ形葉形披針形葉縁全縁生活型非耐暑性・耐寒性球根植物花の色橙葉の色緑実の色高さ30.0 ~ 60.0 cm花径6.0 ~ 7.0 cm ランダムな花ツバキ モモジノヒグレ日暮の里 菊>大菊羹>厚物オナガエビネ椿 加賀八朔ハイビャクシンシェル ジンジャー