バラ
国花-アルジェリア,イラン,キルギス共和国、サウジアラビア,モロッコ,ブルガリア,ポルトガル,ルクセンブルク,グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国、赤色品種,食用花・エディブルフラワー,花屋さんの花-イラク,オマーン,クリスマス
- 花名バラ
- 学名Roza×hybrids
- 別名ローズ, 薔薇, Rose
- 原産地園芸品種、北半球の熱帯~亜熱帯
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 公園, 園芸品種, 鉢花
- 開花期5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月
- 花言葉薔薇全般:「愛、美」、蕾:「若さあふれる美」、「愛」「美」「情熱」「愛情」、ツルバラ:「いつも美しい」
バラとは
日本の花卉出荷量ベスト3は、農林水産省の統計(令和10年10月18日)によると、多い順から、キク、カーネーション、バラです。
キクは式典用など大口需要が多く、カーネーションはフラワーアレンジメントに入れられる定番で、バラは女性が貰いたい花ナンバー1のようです。
クリスマスも、赤い薔薇のフラワーブーケに包まれて幸せに過ごしたいものですね。
左:生薔薇、右:プリザーブド薔薇
バラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)とは、北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。
英名で「Rose」、別名でカブバラ(株薔薇)や、フサザキバラ(房咲き薔薇)、ミニバラ、ツルバラ(蔓性のバラの場合)、ソウビ(冬に咲く薔薇)と呼ばれます。
イラクとアルジェリア、オマーン(赤薔薇)、イラン、サウジアラビア、モロッコ、ブルガリア、ポルトガル、ルクセンブルクの国花です。
花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。
美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもなりました(「紛争に巻き込まれた花)。
また、美しいですが枝に鋭い棘があることから、絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来から伝えられています。
株高は20~120cm(低性)、150cm~(高性)で枝に棘が有ります。
葉は緑色で、1回奇数羽状複葉で、托葉が有ります。葉縁には鋸歯が有り、互生して付きます。
花は放射相称花で離弁花類です。5月~11月に、単性や、散房花序、円錐花序を伸ばし、花径2~15cmの花を咲かせます。
花冠は花弁が5~多数のバラ咲きで、雄蕊は多数です。花色は豊富で、赤・桃・白・青紫・橙・黄・緑・茶色、複色があります。
用途は、切り花や、庭木、鉢植え、公園樹、香水の原料、ハーブティなどです。
■バラを国花とする国
バラを国花とする国は、イラン、サウジアラビア、モロッコ、ブルガリア、ポルトガル、ルクセンブルクで、赤薔薇の場合はイラクとオマーンが国花に選んでいます。
■薔薇の系統
園芸品種が多数作り出され、以下の4系統に分類されています。
①シュラブローズ(半蔓性)、
②ブッシュタイプ、
③ブッシュロ-ズ(株立性、四季咲き品種)、
ハイブリッドティ-系(HT)、フロリバンダ系、ポリアンサ、グランディフロラ、ミニチュア系、
④ツルバラ
クライミングローズ、
【世界バラ会連合の殿堂入りのバラ】
ピース(Peace)、クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)、ドゥフトボルケ(Duftwolke、Fragrant Cloud)、アイスバーグ(Iceberg)、ダブル・デライト(Double Delight)、パパ・メイアン(Papa Meilland)、パスカリ(Pascali)、ジャスト・ジョーイ(Just Joey)、ニュー・ドーン(New Dawn)、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)、ボニカ'82(Bonica'82)、ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)、エリナ(Elina)、グラハム・トーマス(Graham Thomas)、サリー・ホームズ(Sally Holmes)、カクテル(Cocktail)、ノック・アウト(Knock out)
<32>薔薇の花言葉
全般:「愛」、「美」、橙色:「絆」、「情熱」、「誇り」、赤い薔薇:「愛」「美」「情熱」「愛情」、ピンクの薔薇:「感謝」、白い薔薇:「純潔」、黄い薔薇:「友情」、淡紫色の薔薇:「気まぐれな美しさ」、橙色の薔薇:「絆」「信頼」「愛嬌」、野薔薇:「純朴な愛」、蔓薔薇:「いつも美しい」
食用花・エディブルフラワー
花を食用花・エディブルフラワーに使うことができます。香りが芳醇でリラックス効果があるとされ、アイスクリームやドリンクに花弁を散らすと彩もよくなりワンランク上の極上のデザートに変身します。他に食用となる花は、食用花・エディブルフラワーをご参照ください。
■事件に巻き込まれた植物「薔薇」
ばら戦争(英国内紛、1455年-1485年)ー紛争当事者のヨーク家は白薔薇、ランカスター家は赤薔薇をバッジにしていたことから命名されました。
一般名:バラ(薔薇)、
学名:Roza×hybrids、
国花:イラクとアルジェリア、オマーン(赤薔薇)、イラン、サウジアラビア、モロッコ、ブルガリア、ポルトガル、ルクセンブルク、
別名:ローズ(Rose)、カブバラ(株薔薇)、フサザキバラ(房咲き薔薇)、ツルバラ、ミニバラ、ソウビ、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科バラ属、
原産地:北半球の熱帯~亜熱帯、
草丈:20~120cm、150cm~、枝:棘有り、
葉序:互生、葉形:1回奇数羽状複葉、托葉:有、葉縁:鋸歯有り、
放射相称花、離弁花類、開花期:5月~11月、花序:単性・散房花序・円錐花序、花径:2~15cm、花の咲き方:バラ咲き、花弁:5~多数、雄蕊数:多数、花色:赤・桃・白・青紫・橙・黄・緑・茶、受精の媒介:蜜蜂などの虫媒花、
花言葉:全般は「気まぐれな美しさ」、黄色いバラは「友情」、赤いバラは「愛情」、野ばらは「純朴な愛」です。
■関連ページ
バラ(Rose)
特集 バラ(Rose)
クリスマスに赤い薔薇を! かぎけん花図鑑 花日記2024年12月20日(金)