ミツマタ

Edgeworthia chrysantha

万葉集でよまれた草木, 季節-春

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  • 花名
    ミツマタ
  • 学名
    Edgeworthia chrysantha
  • 別名三椏, 赤花三椏
  • 原産地中国
  • 開花場所庭, 植物園, 公園
  • 開花期2月, 3月, 4月
  • 花言葉「強靭」

ミツマタとは

2月15日, 2月21日, 3月20日の誕生花

ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha )は、中国原産地でジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。日本には慶長年間に渡来しました。
春に、葉が出る前に、小さな花が30個程集合した球形の頭状花序をつけます。花弁は無く額が目立ちます。萼筒は内側が黄色で先端が4裂します。萼筒外側は白毛で覆われています。和紙の原料として知られます。花名は、枝が3本づつに分枝している姿が、3つ又に分かれているように見えたことに拠ります。


紙の繊維素材となる


古文書などに使われる「料紙」の繊維素材には、以下があります。
ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha )
コウゾ(栲、学名:Broussonetia × kazinoki )
・ガンピ(Diplomorpha sikokiana)


万葉集の巻と作者


万葉集で謡われています。

万葉集10巻-1895番 柿本人麻呂 万葉名:三枝(サキクサ)


【原文】


春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹


【読み】


春去れば まづ三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 後にも逢はむ な恋そ吾妹(わぎも) 


【意味】


春になって 先ず咲くさきくさ(=ミツマタ)のように 無事ならば 後で逢いましょう。そんなに恋を焦らないで、私の愛しい人。

しかし、名前が微妙ですね。(by 花図鑑編者)

一般名:ミツマタ(三椏)、学名:Edgeworthia chrysantha、分類名:植物界被子植物真正双子葉類アオイ目ジンチョウゲ科ミツマタ属、原産地:中国、樹高:100〜200 cm、葉序:互生、葉身長:5-18 cm、葉幅:2-5 cm、葉形:長楕円形~広卵形、葉縁:全縁、花序:頭状花序、小花径:0.8cm、花序径:5cm、花色:赤・黄、雄蕊数:8、開花期:2月〜4月、果実型:蒴果、果実色:緑、果実長:1cm。


  • アオイ
  • ジンチョウゲ
  • ミツマタ
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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    頭状花序
  • 花冠
    漏斗形/トランペット形
  • 葉形
    長楕円形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型落葉低木
  • 花の色黄 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 200.0 cm
  • 花径5.0 ~ 5.0 cm

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