オオデマリ
花屋さんの花
- 花名オオデマリ
- 学名Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum
- 別名テマリバナ, テマリカ, 手毬花, Japanese snowball
- 原産地日本の園芸品種
- 開花場所庭, 公園, 園芸品種, 鉢花
- 開花期5月, 6月
- 花言葉約束
オオデマリとは
オオデマリ(大手毬、学名:Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum)は、日本原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉低木です。野生種の「ヤブテマリ(藪手毬、doublefile viburnum、蝴蝶戏珠花、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)」の園芸品種です。
ヤブデマリの両性花の雌蕊と雄蕊を退化させて、中性花(装飾花)だけにした栽培種なので、果実はできません。
葉は丸味を持った卵形で、葉脈で凹凸があります。
晩春から初夏に、6~8個の白く大きな装飾花から成る鞠状でボリュームのあるな大散形花序を咲かせます。
種小名の「 plicatum」はラテン語で「副花冠のある」と言う意味です。
●オオデマリとヤブテマリの違い
ヤブデマリは花序の周囲だけが装飾花ですが、オオデマリは全て装飾花です。ヤブデマリは小花の1片が小さいのに対し、オオデマリは全片が同一サイズです。ヤブデマリよりオオデマリの方が、花が密につきます。
●オオデマリとテマリカンボク(スノーボール)の違い
別種に、Snow ball(スノーボール)とも呼ばれる「テマリカンボク」(手毬潅木、学名:V. opulus f. sterile)があります。
両者の違いは葉にあり、オオデマリの葉は裂けませんが、テマリカンボクは3深裂します。
一般名:オオデマリ(大手毬)、学名:Viburnum plicatum var. plicatum(ビバーナム・プリカツム・プリカツム)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マツムシソウ目レンプクソウ科ガマズミ属ヤブデマリ種オオデマリ変種、別名:ジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)、テマリバナ、テマリカ(いずれも、手毬花)、原産地:日本、生息分布:北海道~九州、環境:ヤブデマリの園芸品種、生活型:落葉広葉低木、樹高:2~6 m、若枝・葉:星状毛有、葉形:広卵形、葉長:5~7 cm、葉序:対生、葉縁:細鋸歯、葉質:葉脈で凹凸、花序形:装飾花から成る大散形花序、花序長:10 cm、小花:全て装飾花、花冠:五深裂、花径:2~4 cm、花色:淡緑→白・桃色、花の咲き方:一重又は八重、花の出る場所:茎頂または葉腋、開花期:5月~6月、果実:不稔、繁殖方法:挿し木、用途:庭植え、鉢植え。