カタクリ

Erythronium japonicum

万葉集でよまれた草木,季語-早,山野で咲く紫色の可憐な花.スプリング・エフェメラル

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  • 花名
    カタクリ
  • 学名
    Erythronium japonicum
  • 別名カタカゴ, 片栗, 堅香子, Dog tooth violet, エリスロニウム, かたくり, katakuri
  • 原産地日本
  • 開花場所野原・畦道
  • 開花期3月, 4月
  • 花言葉「初恋」「寂しさに耐える」

カタクリとは

3月24日の誕生花

カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum)とは、日本原産で、ユリ科カタクリ属の耐寒性球根植物です。

春、薄紫色~濃紫色の六弁花を下向きに咲かせます。花と葉、球根(鱗茎)は茹でて野菜として食べられます。
昔は、球根から澱粉を採りましたが、今はジャガイモからとった澱粉粉を片栗粉と呼んでいます。
紫色の花が山野で自生していますが、園芸品種には黄花を咲かせる「黄花カタクリ 'パゴダ'(Erythronium 'Pagoda')」や、 白花を咲かせる「白花カタクリ 'ホワイトビューティ'(Erythronium 'White Beauty')」があります。
万葉集で謡われている花です。当時は、堅香子(かたかご)と呼ばれました。


万葉集でよまれた「カタクリの花」


作者:大伴家持 巻19-4143

原文


物部乃 八十女感嬬等之 手邑乱 寺井之於乃 堅香子之花


読み


物部(もののふ)の 八十(やそ)娘子(をとめ)らが 汲み乱(まが)ふ 寺井(てらい)の上の 堅香子(かたかご)の花


意味

  
たくさんの 乙女が 水汲みしてるように 咲いている 寺井の上のカタクリの花だなぁ


備考

 
物部は、八十に掛かる枕詞。

一般名:カタクリ(片栗)、
学名:Erythronium japonicum(エリスロニウム・ジャポニクム)、
別名:カタカゴ(堅香子、傾籠)、Dog tooth violet(ドッグ・ツース・バイオレット)、
分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目ユリ科カタクリ属、
原産地:日本、
草丈:10~30 cm、
開花期:3月中旬~4月、花色:桃(・黄・白)、花径:4~5 cm、
用途:公園植え、庭植え、野菜、調理方法:おひたし、天麩羅

■関連ページ
カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum)


  • ユリ
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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    頭状花序
  • 花冠
    ユリ形
  • 葉形
    披針形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型耐寒性球根植物
  • 花の色桃 紫
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ10.0 ~ 30.0 cm
  • 花径4.0 ~ 5.0 cm

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