チェリモヤ
果樹
- 花名チェリモヤ
- 学名Annona cherimola
- 別名Cherimoya, アンノナ・チェリモラ, チェリモア, カスタードアップル, custard apple, アイスクリームの木
- 原産地中央アメリカや、南米のペルーやエクアドル、
- 開花場所植物園, 亜熱帯地域
- 開花期5月, 6月
- 花言葉「真の友情」
チェリモヤとは
チェリモヤ(Cherimoya、学名:Annona cherimola)は、南米原産で、バンレイシ科・バンレイシ属の半落葉生小高木とその果実のことを言います。
別名で、チェリモア、カスタードアップル(custard apple、アメリカ)、アイスクリームの木(スペイン)、アンデスのシャーベット(果実)と呼ばれます。
中央アメリカや、南米ペルーやエクアドルのアンデス山脈高原地帯に分布します。
樹高は5-9mです。
5~6月に、花径2-3cm、長さ3cmの緑色の芳香のある花が咲きます。花弁は外側の3枚が黄緑色で長く、内側の3枚がピンク短い。雄蕊と雌蕊は多数あります。雌性優先で雌花が先に咲きます。
10~11月に、明るい黄緑色で丸みを帯びた、直径5-10cm、長さ10-20cm、重量150-500gで、円錐形~ハート形をした液果の合着した集合果が成ります。
果皮は緑色で艶々でうろこ状の模様が有ります。果肉は白色で甘くとろけるような食感で美味と言われます。
名前の由来
名前の「Cherimoya」は、ケチュア語の「chilimoya(cold seeds、高度の寒冷地で発芽する植物)」に由来します。
花言葉
「真の友情」
世界三大美果
チェリモヤ、マンゴー、マンゴスチンは世界三大美果と呼ばれます。
チェリモヤの果実は、クリーム状の果肉と芳香が特徴で、「森のアイスクリーム」と呼ばれます。
マーク・トウェインの言葉
作家マーク・トウェインは、チェリモヤは「人類が知る最も美味しい果物」と述べた。
植物学者ゼーマンの言葉
植物学者ベルトルト・カール・ゼーマンは、「パイナップル(グアヤキル)、マンゴスチン(インド諸島)、チェリモヤ(アンデス山脈)は世界最高の果物。一番良いのはチェリモヤ」と述べた。
一般名:チェリモヤ(Cherimoya)、
学名:Annona cherimola(アンノナ・チェリモラ)、
別名:チェリモア、カスタードアップル(custard apple、アメリカ)、アイスクリームの木(スペイン)、アンデスのシャーベット(果実)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類モクレン目バンレイシ科バンレイシ属チェリモヤ種、
原産地:中央アメリカや、南米のペルーやエクアドル、生活環境:アンデス山脈の高原地帯、
生活型:半落葉生小高木とその果実、
樹高:5-9m、
葉柄:1cm、葉質:皮質で暗緑色の毛が散在(葉表)、褐色の軟毛が密着(葉裏)、葉形:卵状-卵披針形、葉長:5-25cm、葉幅:3-10cm、葉縁:全縁、
雌雄同体、開花期:5~6月、花色:緑色、花径:2-3cm、花長さ:3cm、芳香:有、花弁数:外側3+内側3の計6枚、外花弁色:黄緑色、内花弁:ピンク、雄蕊:多数、雌蕊:多数、
収穫期:10~11月、果実型:液果が合着した集合果、果実長:10-20cm、果実径:5-10cm、果実重量:150-500g、果実形:円錐形-ハート形、果実色:明るい黄緑色で丸みを帯びた形、
果皮:緑色で艶々、うろこ状の模様有り、果肉:白色で甘くとろけるクリーミーな食感、 糖度:20〜25度、含まれる成分:植物繊維、ビタミンB1、B2、B6、C、葉酸、カリウム、
種子:硬く有毒、種子色:光沢のある黒色、種子長さ:1-2cm、
用途:果樹園、鉢植え、果肉を食用に、
注記:樹皮と種子は神経毒性アセトゲニンを含む。
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