タラノキ

Aralia elata

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  • 花名
    タラノキ
  • 学名
    Aralia elata
  • 別名タラノメ, Aralia elata
  • 原産地日本等の東アジア
  • 開花場所野原・畦道
  • 開花期8月

タラノキとは

タラノキ(楤木、学名:Aralia elata)とは、日本等の東アジア原産で、ウコギ科タラノキ属の落葉低木です。
棘の少ないものは、メダラと呼ばれます。
ウルシに似ていますが、幹全体に棘があります。
タラノキは、山火事や伐採跡地に、最初に生える、いわゆるパイオニア樹種です。
真っ直ぐ伸びた幹から出る枝に、鳥の羽のような奇数2回羽状複葉をつけます。複葉の長さは1m程になります。小葉は卵形をしています。
春に出る新芽は、タラノメ(タラの芽)と呼ばれ、山菜の王様とされ、天麩羅で食べると美味です。

8月に枝先端から複総状花序を伸ばし、多数の白〜黄緑色の小花を球状に咲かせます。
花は、花弁数が5、雄蕊数5、雌蕊の柱頭数5、萼片数5と、5が並びます。
11月に小さな果実を成らせ落葉後に果実は黒熟します。


棘のある木


タラノキと同様に棘のある木には、ウコギ科ハリギリ属ハリギリ(針桐、学名:Kalopanax septemlobus)やウコギなどがあります。葉を見るとハリギリやウコギは掌状なので見分けられます。


タラノキとコシアブラ


似た木にコシアブラがあります。コシアブラは、タラノメ程棘はなく、葉は掌状複葉です。どちらも山菜として食べられます。


たらのめ たらのめ天麩羅

たらのめと天麩羅


コシアブラコシアブラ

コシアブラと肉巻き


一般名:タラノキ(楤木)、
学名:Aralia elata、
別名:タラノメ(新芽のこと)、
分類名:植物界被子植物真双子葉類セリ目ウコギ科タラノキ属、原産地:日本等の東アジア、
生息分布:日本全国、生活環境:日照地に自生、
生活型:落葉低木、
樹高:400cm、
葉序:奇数2回羽状複葉、複葉長:100cm、小葉形:卵形、葉長:10cm、葉縁:鋸歯、葉序:互生、
開花期:8月、花序形:複総状花序、花色:白〜黄緑、花弁数:5、雄蕊数:5、雌蕊の柱頭数:5、萼片数:5、
結実期:11月、果実色:黒紫、果実径:0.3cm、果実種類:漿果、
特記:パイオニア樹種、いわゆる伐採跡地まず生える陽樹、棘の少ないものをメダラと呼ぶ。

■関連ページ
タラノキ(楤木、学名:Aralia elata)


  • セリ
  • ウコギ
  • タラノキ
  • タラノキ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    円錐/複総状花序
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    2回羽状複葉
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型落葉低木,山菜
  • 花の色緑 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ200.0 ~ 400.0 cm
  • 花径0.5 ~ 0.5 cm

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