フタバアオイ

Asarum caulescens

源氏物語の草木

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  • 花名
    フタバアオイ
  • 学名
    Asarum caulescens
  • 別名Asarum caulescens, カモアオイ, 賀茂葵, 双葉葵
  • 原産地日本、中国
  • 開花場所低山, 北海道, 観葉植物, 特定の地域
  • 開花期4月, 5月
  • 花言葉「細やかな愛情」

フタバアオイとは

フタバアオイ(双葉葵、学名: Asarum caulescens)とは、日本、中国原産で、ウマノスズクサ科カンアオイ属の背の低い多年草です。
別名で、カモアオイ(賀茂葵)と呼ばれ、加茂神社に由来する植物です。

東北南部~九州の山地の林下に自生します。
草丈は10~20 cmです。根茎は立ち上がらず、地表を横に這います。
茎先から葉長さ5~10 cmの心形をした2枚の葉を対生に出し、長く伸ばします。

3月~5月に、葉腋に直径1.5cm程の壺形で薄紅色をした花を1個、下向きに咲かせます。
花は直ぐ退化しますが、3枚の萼片が基部で合着し、花のように見えます。
徳川家の「三葉葵」は葉を3枚合わせてデザインされたものです。


加茂神社と徳川家と双葉葵


天皇家から毎年使者(勅使)が奉幣・参加する、由緒正しい祭り「葵祭り(賀茂祭)」の主催者「賀茂神社」の家紋(神紋)が双葉葵(加茂葵)であり、祭りに参加する勅使や斎院などの人物や、社殿、用具にまでフタバアオイを飾るほど、フタバアオイは賀茂氏の象徴となる紋章でした。由緒ある鴨神社に連なる徳川家をはじめとする三河武士は葵紋により自家の権威づけを行い、徳川家は家紋を「丸に三つ葉葵」にしました。その後、徳川家が絶大な勢力を持つようになり、「葵の御紋」と言えば徳川家が知られるようになりました。


花名の由来


和名の「双葉葵」は茎に2枚の葉を対生に付けることから。


花言葉


「細やかな愛情」

一般名:フタバアオイ(双葉葵)、
学名: Asarum caulescens、シノニム:Japonasarum caulescens、
又名:カモアオイ(賀茂葵)、中国名:双叶细辛、
原産地:日本、中国、
草丈:10~20 cm、
葉柄:長い、葉質:薄い、葉形:心臓形、葉長:4-8cm、葉長:5~10 cm、葉縁:全縁、葉序:対生、
放射相称花、開花期:3月~5月、花序形:頂生、単生、花弁:退化、花色(実際には、萼片色):淡紫色、花径:1.5㎝、花の形:壺/椀形、雄蕊数:12、雌蕊数:6。

■関連ページ
フタバアオイ(双葉葵、学名: Asarum caulescens)


  • コショウ
  • ウマノスズクサ
  • カンアオイ
  • フタバアオイ
  • 花のタイプ
    左右相称花
  • 花序
    その他
  • 花冠
    壺形
  • 葉形
    心臓形
  • 葉縁
    波状
  • 生活型多年草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ10.0 ~ 20.0 cm
  • 花径1.5 ~ 1.5 cm

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