オオコチョウ
国花:バルバドス,鳥名,姫,伝説の生物,昆虫名
- 花名オオコチョウ
- 学名Caesalpinia pulcherrima
- 別名Pride of Barbados, ヒメホウオウボク, Poinciana, Peacock Flower, 黄紅蝶, オオゴチョウ, Dwarf Poinciana, ポインシアナ, オウコチョウ, 姫鳳凰木, Caesalpinia, pulcherrima, 大胡蝶
- 原産地西インド諸島、メキシコ
- 開花場所野原・畦道
- 開花期6月, 7月, 8月, 9月, 10月
- 花言葉簡素
オオコチョウとは
花名に「蝶」と付く花「オオゴチョウ」
オオコチョウ(大胡蝶、黄紅蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima)とは、西インド諸島~メキシコ原産で、ジャケツイバラ科の熱帯性常緑小高木です。別名で、 ヒメホウオウボク(姫鳳凰木)、英名では、ピーコック・フラワー(Peacock Flower)、Pride of Barbados、 ポインシアナ(Poinciana)、 ドワーフ・ポインシアナ(Dwarf Poinciana)、Barbados flower-fence、Barbados-pride、flower-fence、とも呼ばれます。樹高は2~5mで、枝に棘が有ます。
円錐花序に鮮やかな赤橙色の花や、黄色い複輪の花を咲かせます。 花弁の中央から、赤く長い雄蕊を突出させます。
花名に「蝶」と付く花ー大胡蝶と蝶
左:蝶(オオゴマダラ) 飛んでいる写真があれば良かったのですが。 右:オオコチョウ(大胡蝶)
花名の由来
和名の「オオコチョウ(大胡蝶)」と言う花名は、花の姿が蝶に似ていることから。別名で「ヒメホウオウボク(姫鳳凰僕木)」と呼ばれるのは、世界3大花樹であるホウオウボク(鳳凰木)に似ており、低木であることによります。
属名の「Caesalpinia」は、16世紀のイタリア人植物学者「Caesalpinio(カエサルピーノ博士)」への献名です。種小名の「pulcherrima」は、ラテン語の「形容詞(pulcher)」の最上級で「最も美しい」という意味です。
沖縄の3大名花
沖縄で、オオコチョウは、サンダンカ、デイゴと共に、三大名花と呼ばれ県花に指定されています。
サンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)、
オオコチョウ(オウコチョウ、黄紅蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima)
デイゴ(梯梧、Erythrina variegata)
花言葉
「簡素」
■オウコチョウの仲間
オオコチョウ(学名:C. pulcherrima)は、鮮赤橙色地に黄色い複輪を咲かせますが、その変種に黄色花を咲かせる キバナノオオゴチョウ(黄花の黄胡蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima var. flava)があります。
同じく変種に、カエサルピニア・プルケリマ・ロゼアがあり、鮮赤橙色地に白い複輪のある円錐花序を咲かせます。
一般名:オオコチョウ(大胡蝶) 、
学名:Caesalpinia pulcherrima、
別名: ヒメホウオウボク(姫鳳凰木)、オオゴチョウ、オウコチョウ(黄紅蝶)、ピーコック・フラワー(Peacock Flower)、Pride of Barbados、 ポインシアナ(Poinciana)、 ドワーフ・ポインシアナ(Dwarf Poinciana)、Barbados flower-fence、Barbados-pride、flower-fence、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類マメ目マメ科ジャケツイバラ属オウコチョウ種、
原産地:西インド諸島、メキシコ、生活型:熱帯性常緑小高木、
樹高:2~5m、枝:棘有、
葉形:二回羽状複葉、小葉形:楕円状~長楕円状卵形、小葉葉身長:1~1.5cm、葉幅:0.8~1cm、左右相称花、花序:円錐花序、
花冠:蝶形、花色:赤橙・黄、花径:4~5cm、開花期:6月~10月、
果実型:豆果、果実長:10cm、
用途:鉢植え、庭木、備考:日差しと多水を好む、花を楽しむ。
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