アカザ
Chenopodium album var. centrorubrum
季語:秋
- 花名アカザ
- 学名Chenopodium album var. centrorubrum
- 別名Lamb's Quarters
- 原産地ヨーロッパ
- 開花場所野原・畦道
- 開花期9月, 10月
アカザとは
アカザ(藜、学名: Chenopodium album var. centrorubrum)は、ヨーロッパ原産でヒユ科アカザ属の一年生草本の野草です。世界中の荒れ地に分布します。日本では北海道~九州、沖縄まで分布しています。茎は直立し上部で分枝します。秋に木質化した茎は上等な杖となります。新芽が赤い粉状の粒で覆われるのでアカザと呼ばれます。葉はひし形で下部の方が葉は大きい。秋に、葉腋や枝先から素性花序を伸ばし黄緑色の小花を咲かせます。風媒花で花粉が飛散しアレルギーの原因となります。新芽が白いシロザ(白藜、Chenopodium album)の変種です。同属にキヌア(kinuwa、学名:Chenopodium quinoa)があります。
一般名:アカザ(藜)、学名: Chenopodium album var. centrorubrum、又名:Lamb's Quarters、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ヒユ科アカザ属シロザ種アカザ変種、草丈:50~100 m、葉形:ひし形、葉序:互生、葉長:1~7 cm、葉幅:0.4~6 cm、左右対称花、花序形:穂状円錐花序、花序長:10~40 cm、開花期:9月~10月、花径:0.2~0.6 cm、花弁:無し、花被片数:5、雄蕊数:5、柱頭数:2、果実型:胞果、種子色:黒、種子径:0.1 cm、用途:茎を杖に、全草を乾燥させて民間薬「藜」に。