クサギClerodendrum trichotomum ポスト 花名クサギ学名Clerodendrum trichotomum別名Peanut butter shrub, 臭木, Harlequin glory bower原産地朝鮮半島、中国、日本の北海道~沖縄開花場所野原・畦道開花期8月 クサギとはクサギ(臭木、学名:Clerodendrum trichotomum)とは、朝鮮半島、中国、日本原産、クマツヅラ科クサギ属の落葉低木です。日本では、北海道~沖縄に自生します。 英名で、Peanut butter shrubや、Harlequin glory bowerと呼ばれます。 夏に、筒状花の先端が5深裂した芳香のある白い小花を集合して咲かせます。花の中央には1本の雌蕊と4本の雄蕊があります。萼と花筒は紅紫色です。 花序の枝は3分枝を繰り返し伸張します。 葉は花に比べ大きいです。 葉茎が傷つけられると悪臭がするのが名前の由来です。 秋に花を咲き終えた後、青い果実が成り、その後、黒熟すると紅紫色の萼とマッチして美しいです。 果実は貴重な空色や若草色の染料となり、萼は灰色の染料として使われたり、民間療法でリューマチや高血圧の薬として使われる他、樹木は観賞用の植木とされます。 火災などで先住の植物が耐えた後に逸早く生える木として知られます。 クサギの仲間 クサギ(臭木、Clerodendrum)の仲間には、以下があります。 クレロデンドラム・ウガンデンセ(学名:Clerodendrum ugandense)、 クレロデンドラム・パニキュラツム・アルバ(学名:Clerodendrum paniculatum 'Aiba')、 ゲンペイクサギ(源平臭木、学名:Clerodendrum thomsoniae)、 コクサギ(小臭木、学名: Orixa japonica)、 ヒギリ(緋桐、学名: Clerodendrum japonicum) ベニゲンペイカズラ(紅源平葛、学名:Clerodendrum ×speciosum) ベニバナクサギ(紅花臭木、学名:Clerodendrum splendens) ボタンクサギ(牡丹臭木、学名:Clerodendrum bungei) 果実が似ている植物 果実の感じがオクナ科オクナ属の低木である ミッキーマウスノキ(Mickymouse Tree 、学名:Ochna serrulata )と似ています。 一般名:クサギ(臭木)、 学名:Clerodendrum trichotomum、 英名:Peanut butter shrub、Harlequin glory bower、 分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目クマツヅラ科クサギ属、 生息分布:朝鮮半島、中国、日本の北海道~沖縄、環境:原野、荒地、 樹高:3~4m、 葉長:30cm、葉の状態:柔毛あり、 開花期:8月、花径:2cm、花色:白、萼色:紅紫、雄蕊数:4本、雌蕊数:1本、 結実期:11月、果実色:青~黒。 ■関連ページ クサギ(臭木、学名:Clerodendrum trichotomum) ベニバナクサギ(紅花臭木、学名:Clerodendrum splendens)目シソ科シソ属クサギ種クサギ花のタイプ左右相称花花序散形花序/傘形花冠筒形葉形卵形葉縁鋸歯状生活型落葉低木花の色白葉の色緑実の色高さ300.0 ~ 400.0 cm花径1.5 ~ 2.0 cm ランダムな花タラヨウイソトママルハチヒネムディモルフォセカモチツツジ '花車'