イヌサフラン
毒草、哺乳類名,「葉見ず花見ず」
- 花名イヌサフラン
- 学名Colchicum autumnale l.
- 別名コルチカム, オータムリリー, Autumn crocus, Colchicum
- 原産地欧州~北アフリカ
- 開花場所庭
- 開花期9月, 10月, 11月
- 花言葉『危険な美しさ」「悔い無き青春」
イヌサフランとは
「葉見ず花見ず」
イヌサフラン(学名:Colchicum autumnale )とは、欧州~北アフリカ原産でイヌサフラン科イヌサフランの球根植物です。別名でコルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)とも呼ばれます。
草丈は、15~20 cmと低いです。球根から蕾を出してピンクの一重の花を咲かせます。品種改良した園芸品が出回り、白花や八重咲きのものもあります。
球根や種子に含まれるコルヒチンは種無しスイカの品種改良などに使われますが、 有毒植物なので食べてはいけません。
有毒ですが役立つことも
右:モグラーコロコロして可愛いですが畑の有害動物、右:ミミズー生ごみや枯葉をtべて腐葉土を作り畑を豊かにする
「モグラ」は、畑の優良生物「ミミズ」を主食にして毎日体重の半分ほどの重量をバク食いしますが、さらに畑にトンネルを掘って凸凹にしサツマイモ等の農作物は食べませんが営巣時に作物に傷を与えて成長を阻害する有害動物です。また、水田の畦道にもトンネルを掘り、農業用水が水田に入らなくするなどの悪さをします。これを防止するため、昔から、畔道にイヌサフラン(コルチカム、学名:Colchicum autumnale )や ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata)が植えられているようです。
イヌサフランと間違いやすい花
イヌサフラン(犬Saffron)=コルチカム(Colchicum)は、サフラン(Saffron)と似ています。
左:イヌサフラン(犬Saffron) 右:サフラン(Saffron)
また、イヌサフランは、クロッカスとも似ています。
違いは、イヌサフランは開花時に葉が無く、花後に葉を出す。「葉見ず花見ず」の花の一つ。
「葉見ず花見ず」の花
代表的な花に、 ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata)があります。
花言葉
『危険な美しさ」「悔い無き青春」
一般名:イヌサフラン、
学名:Colchicum autumnale 、
別名:コルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)、
分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目イヌサフラン科イヌサフラン属、
原産地:欧州~北アフリカ、
草丈:15~20 cm、
球根:直径3~5cm、球根形:卵形、
根生葉、葉形:披針形、葉色:暗緑色、葉質:光沢、葉長さ:20~30cm、葉幅:2~7cm、葉序:互生、
葉の出る時期:花が終わった翌年、葉は花が出る前に枯れる、
花序:単項花序、花色:ピンク(原種、園芸品種)、白色(園芸品種)、開花期:春咲き、秋咲き(9~11月)、
冬咲き、花茎長:15cm、雄蕊:6本、花径:4~15cm(園芸品種)、
備考:イヌサフランには全草に有毒物質のコルヒチン(colchicine)が含まれ、食べると危険
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葉花見ずーイヌサフラン(コルチカム、学名:Colchicum autumnale)かぎけん花図鑑 花日記2024年9月7日(土)、
ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata)