ヒメジョオン

Erigeron annuus

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  • 花名
    ヒメジョオン
  • 学名
    Erigeron annuus
  • 別名ヤナギバヒメギク, 姫女苑, 柳葉姫菊, annual fleabane, ヒメジオン, Sweet scabious
  • 原産地北米 
  • 開花場所野原・畦道
  • 開花期6月, 7月, 8月, 9月, 10月
  • 花言葉「素朴で清楚」

ヒメジョオンとは

スイスアルプスでも咲いてる、ヒメジョオン(姫女苑)

ヒメジョオン(姫女苑、学名:Erigeron annuus)とは、北米からの帰化植物でキク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。日本へは江戸時代末期に渡来しました。

初夏〜冬に、空き地や野原等、日本全国至る所で咲いています。葉は倒披針形で互生して付きます。
茎上部で枝分かれし黄色い管状花の花芯とその周囲の白または薄紫色の舌状花からなる小さな頭花を多数咲かせます。


ヒメジョオンとハルジョオンの違い


ヒメジョン(姫女苑)ハルジョン(春紫苑)
左:ヒメジョオン(姫女苑)、右:ハルジョン(春紫苑)

ヒメジョオン(姫女苑、学名:Erigeron annuus)は、同属のハルジオン(春紫苑、学名:Erigeron philadelphicus)と似ています。

大きな違いは、姫女苑(E. annuus)は、春紫苑(E. philadelphicus)より草丈が高くなり、花径は小さく、白い舌状花が少なく花数が多い。
ヒメジョオン(E. annuus)とハルジョオン(E. philadelphicus)の違いを比較して以下に示します。

●ヒメジョオン(E. annuus)は、開花期が初夏から(5月~8月頃)で、茎中に白い髄が詰まっており、蕾は上向き、舌状花は太く数が少なく、花色は白と薄紫、葉裏に毛が生えており、葉は茎を抱きません。草丈は30〜120cm、頭花径:2cm。

●ハルジョオン(E. philadelphicus)は、春(4月~6月頃)に開花し、茎中は中空、蕾は垂れ下がり、舌状花は細く数が多くやや下向きに咲き、花色は白と薄桃、葉裏に毛が無く、葉が茎を抱きます。草丈は30〜100 cm、花径:2.5 cm。

どちらも、手入れの良い庭には生えないことから、「貧乏草」というありがたくない名前が付けられています。


一般名:ヒメジョオン(姫女苑)、
学名:Erigeron annuus、
シノニム:Stenactis annuus、
別名:ヒメジオン、Annual fleabane,、Sweet scabious、ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ムカシヨモギ属 、
原産地:北米、
生息分布:日本全国、生活環境:畑、路傍、野原、
草丈:30〜120cm、
茎質:粗毛あり、髄があり中空ではない、茎色:淡緑色、
【根生葉】柄:長い、葉形:円形、葉縁:大きな深い鋸歯、注記:花時に消失、
【茎葉】葉柄:不明瞭、葉色:緑色、葉縁:粗い鋸歯
開花期:6月〜10月、花序形:頭花、頭花径:2cm、舌状花:白で100個、筒状花:黄色、花色:白・薄紫、花径:2cm、虫媒花、
食草とする昆虫:ルリシジミの成虫、
毒性:低毒、
注記:要注意外来生物、日本の侵略的外来種ワースト100指定種。

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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散房花序
  • 花冠
    頭花
  • 葉形
    倒披針形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型一・二年草の野草
  • 花の色紫 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ30.0 ~ 120.0 cm
  • 花径1.8 ~ 2.0 cm

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