シャスターデージー
- 花名シャスターデージー
- 学名Leucanthemum ×superbum
- 別名Shasta daisy, シャスターデイジー, シャスターギク, デイジー, シャスタ・デイジー, レウカンセマム
- 原産地園芸品種(アメリカ)
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 園芸品種, 鉢花
- 開花期5月, 6月
- 花言葉「忍耐」「寛容」
シャスターデージーとは
シャスターデージー(Shasta daisy、学名:Leucanthemum ×superbum)とは、園芸品種の耐寒性常緑多年草/宿根草です。
別名でシャスターギク(Shasta daisy)や、デイジー(Ddaisy)とも呼ばれます。
シャスターデージーには、矮性種と高性種があり、草丈は30~100cmとなります。
葉には根生葉と枝葉があり、いずれも葉色は深緑色で光沢が有ります。根生葉はヘラ形、枝葉は長円形(細長い)で葉縁に浅い鋸歯があり互生して密に付きます。
5~6月に白色の舌状花(周りのヒラヒラ)と 黄色い筒状花(中央部)を咲かせます。
後述しますが、マーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)と似ていますが、 シャスターデイジー(Shasta daisy)の方が花が大きく、葉の切れ込みが浅いです
シャスターデージーは交雑種の一つ
シャスターデージーは、フランスギク(France菊、Leucanthemum vulgare)などに、ハマギク(浜菊、学名:Nipponanthemum nipponicum)を交配してアメリカの育種家が1901年に発表した園芸品種です。
浜菊が親なので丈夫で育てやすいです。
花名の由来
カリフォルニア州に住んでいたアメリカの育種家が、地元の「シャスタ山( "Mt. Shasta")」に因んで付けました。
シャスターデージーの品種
’ベルギアンレース’ー 八重で花弁先に切れ込み有
’ルナ'ー ダリアのようなポンポン咲きで花色が黄色から白に代わる。
キク科の白い似た花
似た白いキク科の花、カモミール、クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、ハマギク、フランスギク、マーガレット、コスモスの違い。
クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、フランスギクは同じレウカンセマム属(フランスギク属)の花で、特に似ています。
・カモミール(Chamomile、ローマンカモミール、学名:Matricaria chamomilla)、
葉は繊細、花径2-3cm、開花2月-10月と長期、舌状花は反り返り、管状花(黄色で緑色を帯びる)は盛り上がる、リンゴ似の芳香
・クリサンセマム・ノースポール(Chrysanthemum north pole、学名:Leucanthemum paludosum)
開花期12ー翌7月(長い)、草丈15-30cm、葉は大き目でキク葉に似る、花径4cm、悪臭
・シャスターデージー(Shasta daisy、学名:Leucanthemum ×superbum)
葉は細長く浅い鋸歯、葉が密に付く、開花5月- 6月、花径は5-8cm
・ハマギク(浜菊、Nipponanthemum nipponicum)
日本産野生菊で海岸に生え無骨で丈夫。太い茎、多段輪生する厚く光沢有り切込み無しの葉、開花9月- 11月、蠅を呼ぶ悪臭
・フランスギク(France菊、学名:Leucanthemum vulgare)
葉はへら状で深い鋸歯あり、開花6月-7月、花径5cm、中央の黄色い花芯が盛り上がっている
・マーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)
葉は羽状で細長く、コスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)に似る、開花は4月~6、花径5cm、悪臭(管状花にチーズに似た香)
一般名:シャスターデイジー(Shasta daisy)、
学名:Leucanthemum ×superbum、
別名:シャスターギク(Shasta daisy)、デイジー(Ddaisy)、レウカンセマム、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科レウカンセマム属(フランスギク属)シャスターデイジー種、
原産地:園芸品種、
草丈:矮性種30~高性種100cm、
生活型:常緑多年草/宿根草、
葉のタイプ:根生葉と枝葉、葉色:深緑色で光沢有、根生葉形:ヘラ形、枝葉形:長円形、葉縁:浅い鋸歯、葉序:互生、
開花期:5~6月、花径:5~8cm、花序形:頭状花、花色:白(舌状花:外側のヒラヒラ)と黄(筒状花:芯部にある盛上がった花)、
用途:花壇、切り花。