ピンクッション
針山のような花
- 花名ピンクッション
- 学名Leucospermum spp.
- 別名Leucospermum, Pincushion, レウコスベルマム, ピンクッション・プロテア, リューコスペルマム
- 原産地南アフリカ
- 開花場所庭, 切り花・生け花, 植物園, 亜熱帯地域, 鉢花
- 開花期3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月
- 花言葉「どこでも成功する」
ピンクッションとは
裁縫の針山のようだ!
ピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)とは、南アフリカ原産でヤマモガシ科レウコスペルマム属の熱帯性常緑小低木です。別名で、学名のレウコスペルマム、或いは、リューコスペルマム(Leucospermum)や、 ピン クッション プロテア(pin cushion protea)とも呼ばれます。原産地では沿岸部に自生します。
樹高は、50-300cmで、上部で分枝し、横に広がります。
葉は硬く光沢が有り、鉾形で葉縁に鋸歯が有り、枝に輪生して付きます。
開花は、日本では3月~9月で、花茎先端から単生または2、3個、花径10~15cmの頭状花を付けます。
花の形は、裁縫のピンクッション(針山)に似ており、花色は、赤、橙、黄色、ピンク、花に芳香があります。開花してから花持ちは2ケ月程で長持ちします。
ピンクッションの花の構造
頭状花は、多数の花から構成されます。
1つの花は以下のような構造をしています。
①ピンのように長い雌蕊は、先端に玉のような柱頭(ちゅうとう、 Stigma)があり、その下の花柱(かちゅう、Style)がある、
②雌蕊の高さの半分ほどの花被(かひ=花弁と萼、 Perianth)は、4本の赤いリボン片とその裏にある白毛が目立つ、
③同じく、雌蕊の高さの半分ほどの雄蕊(おしべ、 Stamen)は、花糸(かし、Filament)が無く、葯(やく、Anther)だけがある。
ピンクッションの花名の由来
頭状花序から雌蕊がピンのように突出したような花を咲かすので、ピンクッション(Pin cushion)=「針刺し」と似ているということ名付けられました。
属名の「Leucospermum(レウコスペルマム)」は、ラテン語の「Leucos(白い)」+「permum(種子)」の複合語で、「白い種子」と言う意味です。
代表品種の「cordifolium(コルディフォリウム)は、ラテン語の「cordis(心臓形の)」+「folium(葉)」の合成語で、葉の形から来ています。
ピンクッションの代表品種
代表的な品種に、レッド・ピンクッション・プロテア(Red pincushion protea、学名:Leucospermum cordifolium、レウコスペルマム・コルディフォリウム)や、黄色花を咲かせるハワイゴールド(Hawaii Gold)などがあります。
ピンクッションに似た花
ピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)と似た植物に、同じヤマモガシ科のキング・プロテア(King protea、学名:Protea cynaroides)があります。
ピンクッションはレウコスペルマム属ですが、プロテアはプロテア属です。
ピンクッションの花言葉
「どこでも成功する」
一般名:ピン クッション(Pin cushion)、
学名:Leucospermum spp.、
別名:レウコスペルマムやリューコスペルマム(Leucospermum)、ピン クッションプロテア(pincushion protea)、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ヤマモガシ目ヤマモガシ科レウコスペルマム属(リューコスペルマム属)、
原産地:南アフリカ、
樹高:50-300cm、生息分布:沿岸沿い、生活環境:、
葉質:硬く光沢有、葉序:輪生、葉縁:鋸歯有、葉形:鉾形、
開花期:日本では3月~9月、花径:10~15cm、花序形:頭状花序、花質:硬い、花色:赤、ダイダイ、黄色、ピンク、花に芳香あり、花持ち:2週間、
用途:鉢植え、庭植え、フラワーアレンジメント、ウェディングブーケ、切花、ドライフラワー。
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