ヤマユリ

Lilium auratum

ダムツーリング夏2022年7月23日

  • ヤマユリ
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  • 花名
    ヤマユリ
  • 学名
    Lilium auratum
  • 別名gold-banded lily, 山百合, Lilium auratum, yamayuri
  • 原産地日本
  • 開花場所低山
  • 開花期7月, 8月
  • 花言葉「荘厳」、「威厳」

ヤマユリとは

11月18日の誕生花

ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とは、日本原産でユリ科ユリ属の球根植物です。近畿地方以北の山地の林縁に自生します。
草丈は1~1.5 m程になります。葉は緑色の披針形、長さ10~15cm、全縁、互生して付きます。夏に、芳香のある6枚の花被片を持った美しい大輪花を咲かせます。花弁は白地で、中央に放射状の黄金色の帯が入り、小さな鮮橙色班が散在します。1株に最大20輪の花を咲かせます。赤い葯を持つ雄蕊が6本、雌蕊が1本あります。球根は直径10 cm程で扁球形をしており、食用となるので別名で’リョウリユリ(料理百合)’と呼ばれます。また、花被片に金色の帯状が入るので、英名では’ gold-banded lily’と呼ばれます。


ヤマユリは代表的品種


ヤマユリは、オリエンタルユリ(O)の代表的百合で、これを基に、多数の「オリエンタルハイブリッド百合」が作られました。


日本の原種


山百合(L. auratum)の変種に、日本固有種で帯色が赤いベニスジヤマユリ (紅筋山百合、学名:Lilium auratum var. rubrovittatum)があります。


万葉集と百合


百合は、ここでは、山百合のこと。


万葉集 第20巻 4369番歌


作者:大舎人部千文
題詞:天平勝寳七歳乙未(西暦755年)二月十四日常陸國部領防人使大目正七位上息長真人國嶋進歌數十七首 但拙劣歌者不取載之


原文


都久波祢 佐由流能波奈能 由等許尓母 可奈之家伊母曽 比留毛可奈之祁


読み


都久波祢(つくはね、筑波嶺)乃(の) 佐(さ)由流(ゆる、百合)能(の)波奈(花)能(の) 由(ゆ、夜)等許(とこ、床)尓(に)母(も) 可奈(かな、愛)之(し)家(け)伊母(いも、妹)曽(ぞ) 比留(ひる、昼)毛(も)可奈(愛)之(し)祁(い)

筑波嶺(つくはね)の さ百合の花の 夜床(ゆとこ)にも 愛(かな)しけ妹ぞ 昼も愛しけ


意味


筑波山の峰に咲く 百合の花(のように) 夜寝るときも 愛しい妻よ 日中も愛しい。

防人に選任され筑紫に派遣される若い夫が、いつまた再会できるか分からな妻を 愛(いつく)しんで詠った歌。


一般名:ヤマユリ(山百合)、学名:Lilium auratum、又名:リョウリユリ(料理百合)、gold-banded lily、生息分布:近畿地方以北、環境:山野の林縁、分類名:植物界被子植物単子葉植物ユリ目ユリ科ユリ属ヤマユリ種、草丈:100~150 cm、葉色:緑色、葉形:披針形~長卵形、葉長:10~15cm、葉縁:全縁、葉序:互生、花色:白地に金色帯、花被片数:6、雄蕊数:6、雌蕊数:1、開花期:7月~8月、花径:15~18 cm、果実型:蒴果、用途:観賞用、球根は食用。


  • ユリ
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  • ヤマユリ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    総状花序
  • 花冠
    ユリ形
  • 葉形
    披針形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型多年草,球根,芳香花
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 150.0 cm
  • 花径15.0 ~ 18.0 cm

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