ズミ

Malus toringo

  • ズミ
  • ズミ
  • 花名
    ズミ
  • 学名
    Malus toringo
  • 別名コリンゴ, 酸実, 酢実, 小林檎, コナシ, カイドウ, ミツバカイドウ, Toringo crabapple, Siebold’s crabapple, Siebold's crab
  • 原産地日本、朝鮮半
  • 開花場所庭, 盆栽
  • 開花期4月, 5月

ズミとは

ズミ(酸実、酢実、学名:Malus toringo、シノニム:シノニム:Malus sieboldii)とは、日本、朝鮮半島原産で、バラ科リンゴ属の落葉性小高木です。
日本では北海道、本州、四国、九州の低地~山地の林縁に自生します。
別名で、コリンゴ(小林檎)や、コナシ(小梨)、カイドウ(海棠)、ミツバカイドウ(三葉海棠)、英名では、Toringo crabapple, Siebold’s crabapple、Siebold's crab、とも呼ばれます。

樹高は5m-10mで横に広がります。樹皮色は灰褐色-紫褐色で、良く分枝し棘が有あります。
葉は葉柄がある、葉身長3-7cmの長楕円形で3-5中裂し、葉縁に細鋸歯があり、互生します。
5月-6月に、枝から散形花序を伸ばし、1花序に3-7個の小花が付きます。小花は白-淡紅色の五弁花で、花径は2-3cm、雄蕊が20個ほどあります。
9月-11月に果柄の先に直径0.6-1cmの球形果実ががサクランボのように成り赤熟します。果実は酸っぱくて食用とはなりません。

樹木は庭植えや鉢植え、以前はリンゴの台木に使われました。木材は器具材に、樹皮からは黄色い染料が採れ絵の具にもなります。果実は生食せず果実酒にします。
絶滅危惧種とされます。

花名の由来
属名の「Malus」は、ギリシャ語の「Malon(林檎)」に因みます。種小名の「toringo」は、不明です。
果実に酸味があり酸っぱいから、または、樹皮が黄色の染料となる「染み」からとされます。

一般名:ズミ(酸実、酢実)、
学名:Malus toringo、
シノニム:Malus sieboldii、
別名:コリンゴ(小林檎)、コナシ(小梨)、カイドウ(海棠)、ミツバカイドウ(三葉海棠)、
英名:Toringo crabapple、Siebold’s crabapple、Siebold's crab、
中国名:三叶海棠、
生活型:落葉性小高木、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科リンゴ属ズミ種、
原産地:日本、朝鮮半島、生息分布:北海道、本州、四国、九州、生活環境:低地~山地の林縁、
樹高:5m-10m、樹形:横幅有、樹皮色:灰褐色-紫褐色、枝:分枝、棘有、
葉形:葉柄長:2cm、長楕円形で3-5中裂、葉身長:3-7cm、葉縁:細鋸歯、葉序:互生、
開花期:5月-6月、花序形:散形花序、1花序に付く花数:3-7個、花色:白-淡紅色、花冠形:五弁花、花径:2-3cm、雄蕊数:20個、
果実期:9月-11月、果柄長:2-2.5cm、果実形:球形、果実径:0.6-1cm、果実色:黄褐色→赤熟、果実の可食:可だが酸っぱくて食用としない、
用途:樹木は庭植えや鉢植え、以前はリンゴの台木、木材は器具、樹皮から黄色の染料や絵の具、果実は果実酒に、
注記:絶滅危惧種、原因:森林伐採と土地開発

■関連ページ
ズミ(酸実、酢実、学名:Malus toringo)


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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散形花序/傘形
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    楕円形
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型落葉性小高木
  • 花の色桃 白
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ500.0 ~ 1000.0 cm
  • 花径2.0 ~ 3.0 cm

ランダムな花