オタネニンジンPanax ginseng ポスト 花名オタネニンジン学名Panax ginseng別名高麗人参, 朝鮮人参, 御種人蔘原産地中国、ロシア沿岸、朝鮮半島開花場所畑開花期5月花言葉「癒し」「願い」「愛」 オタネニンジンとはオタネニンジン(御種人蔘、学名:Panax ginseng)とは中国、ロシア沿岸、朝鮮半島原産で、ウコギ科トチバニンジン属の多年生植物です。中国、朝鮮半島では山地に自生します。日本では畑で栽培します。根を目的に主に栽培されます。オタネニンジン、高麗人参、朝鮮人参と呼び名が違っても、」同じもののことを指します。根は大変高価で1本数十万円もします。薬用や食用とされます。 種子を絞って採取した油は、オタネニンジン・オイルといい、ツバキ油やコメヌカ油と同様、化粧品に使われます。 オタネニンジンの栽培 江戸時代に輸入した高麗人参をお茶として飲んでいましたが高価なので幕府の財政を圧迫したため、国内で栽培するようになりました。徳川吉宗の命を受けて、対馬藩が種と苗を輸入し栽培を始め、結実させて採種された種子は、1740年頃から各地の大名に分け与えられ栽培を奨励されました。日本の3大生産地は福島県会津盆地、島根県大根島、長野県東信地方とされます。 草丈は50~60cmで、茎は1本だけ直立し、茎頂に5出掌状複葉を輪生します。葉柄が1年に1本生え、その先に付くのは楕円形の葉で葉縁には鋸歯があります。 オタネニンジンの花 5月に散形花序を伸ばし白色を帯びた淡緑色の小花を数10~100個の集合花を咲かせます。その後、緑色の果実が成り、7月上旬の外側から果実が赤くなり始め7月中旬に全体が赤くなり、7月下旬~8月上旬に種子の採取が行われ、果肉を取り除き硬い種子を使用します。この種子を採取するのは4~5年の栽培期間に1度だけで、毎年蕾は摘み取られてしまいます。 これは健康成分「ジンセノサイド」が根にバランスよく含まれているので、根を肥大させるために花や果実はカットされ根に栄養を与えます。 和名の由来 江戸幕府将軍 徳川吉宗が、各藩に種を与えて栽培を奨励したため「御種」とし、 この植物は最初は単に「ニンジン」と呼ばれていましたが、野菜のニンジンが出回るようになったことや、西洋医学が主流となったことから、「御種」ニンジンと限定的に呼ばれるようになりました。 一般名:オタネニンジン(御種人蔘)、学名:Panax ginseng、英名:Chinese ginseng、Korean ginseng(ginseng)、別名:高麗人参、朝鮮人参、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱セリ目ウコギ科トチバニンジン属オタネニンジン種 、生活型:多年草、草丈:50~60cm、茎:1本だけ直立、茎頂:5出掌状複葉、葉序:輪生、葉形:楕円形、葉縁:鋸歯、花序形:散形花序、花色:淡緑色帯白色、開花期:5月、収穫期:8月(4年に一度)、用途:生薬の原料。目セリ科ウコギ属トチバニンジン種オタネニンジン花のタイプ放射相称花花序散形花序/傘形花冠5弁形葉形2回羽状複葉葉縁鋸歯状生活型多年生植物花の色緑 白葉の色緑実の色赤高さ100.0 ~ 200.0 cm花径0.3 ~ 0.3 cm ランダムな花ウツボグサシロアミメグサシトロンナリヒラダケサクラジマダイコンシマオオタニワタリ