ノグルミ

Platycarya strobilacea

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  • 花名
    ノグルミ
  • 学名
    Platycarya strobilacea
  • 別名野胡桃, 化香樹, 放香樹, のぐるみ, nogurumi, プラティカリヤ・ストロビラセア
  • 原産地中国、ベトナム、韓国、日本の東アジア
  • 開花場所低山
  • 開花期5月, 6月
  • 花言葉「知恵」「知識の

ノグルミとは

ノグルミ(野胡桃)は、オニグルミ(鬼胡桃、学名:Juglans mandshurica var. sachalinensis)と違い、果実は食用となりません。

ノグルミ(野胡桃、学名: Platycarya strobilacea)とは、中国、ベトナム、韓国、日本等の東アジア原産で、クルミ科ノグルミ属の落葉広葉高木です。
別名で、「化香樹(ノブノキ)」や「放香樹」とも呼ばれます。日本では本州東海地方以西、四国、九州の温かい山野で、日当たりと水はけの良い急傾斜地に自生します。


ノグルミ

ノグルミ、東京都薬用植物園(2024年6月8日)


幹は直立し、樹高は15m程になり、樹径は60cm、樹皮は黒褐色で縦に細裂します。
葉は大きく、無毛で、奇数羽状複葉、葉身長は15-30cm、小葉数は7-15枚、小葉長は3-11cm、小葉幅1.5-3.5cm、互生し、枝先に束生します。
雌雄同株で、花被片(花弁)はなく、6月-7月に、新しく伸びた枝に長さ2-15cmの雌花序をつけ、その周囲を淡黄色の長さ2.5-5cmの雄花序5、6本で囲みます。雄花には6-10個の雄蕊があり、雌花には1個の子房があります。
果実は、4cm程の濃褐色をした楕円形で、先端が尖った硬い苞葉が多数並びます。この苞葉内に翼のある小さな堅果ができ風で飛ばされる風媒花風です。
用途は、材は建築材や、下駄、マッチ、新炭材などの木具材に、実と樹皮は染料に、枝は魚毒に使われます。


名前の由来


葉や樹形はオニグルミ等のクルミに似ており、山野で見られるのが名前の由来です。
属名の「 Platycarya」は「Platy(皿状の)」+「carya(果実)」で果実が皿状であるから、種小名の「 strobilacea」は「(球果の)」と言う意味です。

一般名:ノグルミ(野胡桃)
学名:Platycarya strobilacea(プラティカリヤ・ストロビラセア)
別名:「化香樹」、「放香樹」(沈香の代用)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ブナ目クルミ科ノグルミ属ノグルミ種
分布地:中国、ベトナム、韓国、日本の東アジア
生息分布:日本では本州東海地方以西、四国、九州、
生活環境:山野の日当たりの良い谷
生活型:落葉広葉高木
樹高:10-20m、直径:60cm、樹皮:黒褐色で縦に細裂、幹:直立、
葉形:奇数羽状複葉、葉身長:15-30cm、小葉形:披針形、小葉数:7-15枚、小葉長:3-11cm、小葉幅:1.5-3.5cm、葉縁:鋸歯、葉序:互生、枝先に束生、葉は無毛
雌雄同株、
開花期:6月-7月、花序形:穂状花序、花に花弁と萼無し、【雄花】長さ2-15cm、6-10本の雄蕊、【雌花】長さ:4-10cm、子房:1
果実:食用とせず、果実形:硬く木質で濃褐色の楕円状、針葉樹の球果に似る、果穂長:3-4cm、
果穂には、披針形で先鋭の硬い苞葉が並び、その中に翼のある小さな堅果ができる。
拡散:種子に翼があり風で飛ばされる風媒花
用途:材は建築材や木具材-下駄、マッチ、新炭材、シイタケの榾木、樹皮は皮なめしに、枝は魚毒、球果は黄色のタンニン原料

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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    穂状花序
  • 花冠
    花びら無し
  • 葉形
    奇数羽状複葉
  • 葉縁
    鋸歯状
  • 生活型落葉広葉高木
  • 花の色緑 黄 薄黄
  • 葉の色緑 黄
  • 実の色
  • 高さ1000.0 ~ 2000.0 cm
  • 花径0.0 ~ 0.0 cm

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