セイヨウミザクラ
- 花名セイヨウミザクラ
- 学名Prunus avium
- 別名支那実桜, 中国桜桃, 唐実桜, 暖地桜桃, シナミザクラ, シナノミザクラ, ダンチオウトウ
- 原産地ヨーロッパ~西アジア
- 開花場所庭, 果樹園, 植物園, 公園, 鉢花
- 開花期3月, 4月
- 花言葉「小さな恋人」「幼い恋」「善良な教育」「上品」
セイヨウミザクラとは
実のなる桜の花は白「西洋実桜」
セイヨウミザクラ(西洋実桜、学名:Prunus avium)とは、ヨーロッパ~西アジア原産で、バラ科サクラ属の果実を収穫する食用桜です。子房が発達してできる果実は「さくらんぼ」と呼ばれ食用となります。
ヨーロッパでは、4千年前から食用とされており、日本へは明治時代初期に渡来しました。
英名では、Sweet Cherryと呼ばれます。
樹高は5~25mで、幹の直径は1.5m、樹皮は赤褐色をいています。
蜜腺のある葉柄の先端に卵形の葉が付き、花と同時に展葉します。葉は春には緑色ですが、秋になると紅葉して落葉します。
3月~4月の染井吉野が咲く時期に、散房花序花序を伸ばし、1cm程の白花を1房に2~6個付けます。
葉柄の蜜腺と、黄色い雄蕊に、蜜蜂が誘われ、受粉します。
6-7月に、直径1-2.5cmの核果が成り、サクランボが出来ます。果実の中央にある種子(仁)にはシアン配糖体が含まれ有毒です。
花が綺麗で実が成るので庭植えや、鉢植え、公園樹にされ、木材は家具や楽器に、樹脂は香料に、種子の核は医薬品に、果実はサクランボ、として食用にされ、野生生物の餌にもなります。
栽培品種
栽培品種に、「佐藤錦」や「ナポレオン」があります。自家不結実性なので、木は2本ないと結実しません。
花名の由来
属名の「Prunus」はラテン語で「サクラ」、「avium」はラテン語で「鳥」を意味します
花言葉
「小さな恋人」「幼い恋」「善良な教育」「上品」
一般名、セイヨウミザクラ(Prunus avium) 、
学名:Prunus avium、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科サクラ属、
英名:Sweet Cherry(スイートチェリー)、
原産地:ヨーロッパ~西アジア、生息分布:温暖な地域、
樹高:5~25m、幹直径:1.5m、樹皮:赤褐色、
葉柄長:2-3.5cmで2-5個の赤い小さな蜜腺有、葉の展葉期:開花と同時、葉色:緑色→橙色→桃色→赤→落葉、
葉質:半光沢、葉長:7-14cm、葉幅:4-7cm、葉形:卵形ー楕円形で尖頭、葉縁:鋸歯、葉序:互生、
雌雄同株、開花期:3月~4月、花柄長:2-5cm、花序形:散房花序、花序長:2.5-3.5cm、花色:白、咲き方:一重で平開、 花弁数:5、
花の大きさ:小輪、花径:1cm、1花序に付く花の個数:2~6個、雄蕊:黄色、子房:黄色、ポリネーター:蜜蜂、
結実期:6-7月、果実型:核果、果実径:1-2.5cm、果実色:赤、果肉:甘酸っぱい、種子(仁)長:0.7cm、
用途:庭植え、鉢植え、公園樹、木材は家具や楽器に、樹脂は香料に、種子の核は医薬品に、果実はサクランボ、野生生物の餌にもなる。
注記:完熟果実以外、特に仁にはシアン配糖体が含まれ有毒です。
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