ダルマホトトギス
秘めた意思
- 花名ダルマホトトギス
- 学名Tricyrtis formosana ‘Daruma’
- 別名toad-lily, 杜鵑草, 達磨杜鵑草, Daruma toad lily, Daruma
- 原産地園芸品種(台湾)
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期9月, 10月
ダルマホトトギスとは
ダルマホトトギス(達磨杜鵑草、学名:Tricyrtis formosana ‘Daruma’)は、タイワンホトトギス(台湾杜鵑、学名:(Tricyrtis formosana)の1種(変種)で、ユリ科ホトトギス属の矮性の落葉多年草です。
ここでいう、台湾杜鵑(T. formosana)とは、台湾原産で秋に開花し強健な性質を持ち様々なス品種の親となっているホトトギスで、6枚の花被片は喇叭状で基部が2つに膨らんでいます。
達磨杜鵑草(T. formosana ‘Daruma’)とは台湾杜鵑(T. formosana)から作られた園芸品種で直立しますが最大30cm程までにしか伸びず、ずんぐりしています。葉は’ダルマ'(だるま、達磨)さんを連想させる丸葉で肉厚で艶があります。また、葉には明瞭な葉脈があり不規則な凹凸で平滑ではありません。9~10月に葉腋から集散花序を伸ばし花径3cm程の薄赤紫色地の花弁に、鳥のホトトギスに似た濃赤紫色の斑模様が入った6弁花を咲かせます。
鳥のホトトギス(鵑、学名:Cuculus poliocephalus)
学名と和名の由来
花名のホトトギスとは花弁の斑紋が鳥のホトトギスの胸元の模様に似ていることから。ダルマとつくのはずんぐりむっくりした草姿から。
属名の「Tricyrtis」はラテン語の 「treis(3)」+「 kyrtos(曲)」の複合語で3枚の外花被の 基部が曲がっていることから。
種小名の「formosana」は「台湾の」という意味、品種名の「Daruma」は草姿が達磨に似ていることから。
一般名:ダルマホトトギス(達磨杜鵑草、学名:Tricyrtis formosana ‘Daruma’)、英名:Daruma toad lily 、Tricyrtis(トリキルティス)、分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目ユリ科ホトトギス属タイワンホトトギス種ダルマホトトギス変種、原産国:台湾、生活環境:半日陰を好む、生活型:矮性の落葉多年草 、草丈:20~30 cm、葉色:緑、葉形:卵形先鋭、葉長さ:8~10cm、葉幅:6~8cm、葉序:互生、花序径:集散花序、開花期:9月~10月、花形:漏斗状/杯状(合弁花冠)、花被片数:6、花色:淡赤紫地に濃赤紫斑が散在、花径:3 cm、果実型:蒴果、用途:鉢植え、庭植え。