フジWisteria floribunda ポスト 万葉集でよまれた草木, 季節:-春花名フジ学名Wisteria floribunda別名藤, ノダフジ, Japanese wisteria原産地日本開花場所庭, 植物園, 公園開花期5月花言葉歓迎 フジとは4月5日, 5月31日の誕生花フジ(藤、学名:Wisteria floribunda)は、日本原産で、マメ科フジ属の耐寒性落葉蔓性低木です。5月上旬、甘い芳香の有る総状花序(房状の花)を吊り下げて咲かせます。一つの花房に多数の小花が付いていますが、それらの小花はマメ科特有の蝶形をしています。日本では、フジダナ(藤棚)と呼ばれる竹等で格子状に作られた専用棚に蔓を這わせて吊り下がった花を鑑賞します。また、矮性のフジは盆栽に使われます。花色は「藤色」と言う色ができるほど薄紫花が代表的です。他に、濃紫色や白花もあります。フジと言えば、ノダフジ(野田藤)と言われる程、日本ではノダフジが代表品種とされます。ノダフジの蔓は上から見ると右巻き、ヤマフジ(山藤)は左巻きとされます。日本では地域にもよりますが、春に、花は、サクラ→ツツジ→フジという順に咲きます。フジは極めて和風の風情があるので、外国の方には「藤娘」という日本人形が人気です。学名の Wisteria は、フジの研究家であるアメリカ人の名が付けられました。 フジには、中国原産のシナフジ(支那藤)や、アメリカ産のアメリカフジ(America藤)もあります。フジの花を逆さにしたような花に、同科のノボリフジ(昇り藤)=ルピナス(Lupinus)があります。 万葉集には富士を詠った歌があります。 万葉集 第10巻 1901番歌 作者:不明、題詞:寄花、登場する万葉花:藤、葛 原文 藤浪 咲春野尓 蔓葛 下夜之戀者 久雲在 よみ 藤波(ふじなみの) 咲(咲く)春(春の)野尓(に) 蔓(這ふ)葛(葛の) 下(した)夜(よ)之(し)戀(恋ひ)者(ば) 久(久し)雲(くも)在(あらむ) ↓ 藤波の 咲く春の野に 這う葛の したよし恋ば 久しくもあらむ。 意味 藤が波のように 咲く春の野に 這う葛(くず)が 秘かに恋し続けても 成就に時間がかかるだろう。 花言葉 「歓迎」。藤棚から垂れ下がった花房が風に揺らめき、ようこそとお客様を迎え入れる風情に由来します。 一般名:フジ(藤)、学名:Wisteria floribunda(ウィステリア)、別名:ノダフジ(野田藤)、Japanese wisteria、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マメ目マメ科フジ属、生活型:落葉蔓性低木、蔓長:3~30 m、樹皮:灰色、葉序:互生、葉形:奇数羽状複葉、葉身長:20~30 cm、小葉数:13~19、小葉形:長楕円形、小葉長:5~10 cm、花序形:総状花序(raceme)、花冠形:蝶形、花房長:30~200 cm(九尺藤)、花弁径:2 cm、花色:紫 ・白 ・薄紫 ・桃、芳香:有り、開花期:5月上旬、果実型:莢、果実形:倒披針形、果実長:17 cm、種子形:平らな円形。目マメ科マメ属フジ種フジ花のタイプ放射相称花花序総状花序花冠蝶形葉形奇数羽状複葉葉縁鋸歯状生活型落葉蔓性低木花の色紫 白葉の色緑実の色高さ300.0 ~ 3000.0 cm花径2.0 ~ 2.0 cm ランダムな花マツモトセンノウスズメノチャヒキギンバイソウハツシマカンアオイツニア・アルバチューリップ 'フォルモーザ’