桜シリーズ1.寒緋桜 ポスト 桜の季節がやって来ました。早咲きの寒緋桜から桜シリーズを始めます。この時期は様々な花が咲き始めるため色々な花シリーズが混ざりますのでご了承ください。 桜シリーズ1.寒緋桜(カンヒザクラ、学名:Cerasus campanulata) 寒緋桜(カンヒザクラ、学名:Cerasus campanulata)は、日本、台湾、中国等が原産で、バラ科サクラ属の落葉広葉中低木「桜(サクラ)」の原種の一つです。以前は、緋寒桜(ヒカンザクラ)と呼ばれました。 早咲き品種で、まだ寒い早春、葉が開く前に花穂(散房花序)に鮮やかな緋色または濃桃色をした釣鐘型の小花を下向きに10数輪まとめて咲かせます。 花は通常の桜花のようには開ききらず(平開しない)、俯きかげんに咲きます。雄蕊は長く花からはみ出します。花びら(花弁)ばかりでなくガク(萼)も緋色をしています。花が落ちるときは花びらは散らずそのままポトリと落ちます。樹姿はまとまりのある姿をしています。 'オカメザクラ(おかめ桜、学名:Prunus incamp 'Okame')は、寒緋桜と豆桜から育種されました。 サクラの品種を集めた「特集 桜」もご覧ください。 Other Articles熱帯睡蓮のブログ スイレン(睡蓮)は、印象派の画家モネの絵で有名ですね。植物園の温室にある睡蓮池では、世界中から集められた美しい睡蓮の数々が楽しめます。睡蓮には、温帯性と熱帯性の花があるのにお気づきでしょうか? 本日の花は、熱帯睡蓮を取り上げます。温帯性と比較すると、熱帯性は色鮮やかで花色が豊富(青や紫も有る)であることや、昼咲きと夜咲きがあること、次ぎ次に開花すること、花茎が水面から立ち上がること、葉縁に鋸ホワイト・パウダーパフのブログホワイト・パウダーパフ(White powder puff) 昨日、レッド・パウダーパフをご紹介しましたが、本日は白い化粧パフに似た花を咲かせる「ホワイト・パウダーパフ」をご紹介します。 学名から、カリアンドラ・ハエマトケファラ 'アルバ'(Calliandra haematocephala 'Alba')と呼ばれます。 この白花の学名は、赤花の学名 ’Calliandra haちょっと尾籠ですが!?万葉集草木12.カラタチカラタチ(枸橘、学名:Citrus trifoliata)は、中国原産でミカン科カラタチ属の落葉低木です。棘は葉が変化したものです。枝は緑色で、棘が鋭いので、昔は生垣に利用されました。ちょっと尾籠ですが、万葉集で謡われているカラタチのうたをご紹介します。 カラタチのうた 万葉集巻16-3832 忌部首(いむべのおびと)詠数種物歌一首 カラタチのうた【読み】 枳(からたちの) 茨(うばら)刈り除7月15日の誕生花 合歓木、薔薇7月15日の誕生花は、ネムノキ,バラです。 ネムノキ ネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)は、日本、南アジア原産で、マメ科ネムノキ属の落葉小高木です。初夏に、桃色の雄しべが沢山集まって半球状の花を咲かせます。花言葉は「胸のときめき」です。 バラ バラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木でクロッカスのブログクロッカス(学名:Crocus)は、地中海沿岸〜小アジア原産で、アヤメ科クロッカス属の耐寒性多年草(球根植物)です。 早春に、地面際で草丈の低い六弁花を咲かせます。 開花と同時に細い線形の葉も伸びます。属名の「Crocus」は、ラテン語の「Krokos(糸の)」に由来し、雌蕊が糸状に長く伸びることに因ります。 代表的な品種には、紫色の花を咲かせるクロッカス・ベルヌス(Crocus v水仙のブログ日本水仙が開花時期を迎えています。 日本水仙は、昔から庭に咲いているので馴染みがありますが、白花と黄色い杯状副冠のある房咲きの水仙です。 スイセン(水仙)には、この房咲き水仙(フサザキスイセン)をはじめ、喇叭水仙(ラッパスイセン)、大杯水仙(オオバイスイセン)、 小杯水仙(コバイスイセン)、八重咲水仙(ヤエザキスイセン)、ジョンキル、トリアンドラス、キクラミネウス(学名:Narcissus