秋から冬まで咲くツワブキ ポスト ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ツワブキ属の耐寒性常緑性多年草です。 別名で、タクゴ(たく吾)と呼ばれます。 日本では本州東北南部~四国、九州、沖縄の海岸付近に自生し、日陰や塩害にも強く丈夫で繁殖力が旺盛です。 草丈は20~50 cmです。 葉は根生葉で、フキ(蕗)に似た大円形で、葉上面に艶があり、斑入品種もあります。 10月~12月に、長い茎に野性的な黄色いキク(菊)に似た花を咲かせます。 花後にタンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)に似た綿毛が出来ます。 茎や根に薬効があると言われ、民間療法では腫れ物や出来物、湿疹、打撲傷、下痢等に使われます。 花名の由来 漢字の「石蕗」という名前は、海岸の石のある場所に生える、「蕗(フキ)」に似た植物から。 和名の「ツワブキ」という名前は、葉に艶があるから「ツヤ(艶)」+葉や茎が「フキ(蕗)」似ていることが転じてとされます。 「タクゴ(たく吾)」と言う別名は、根茎を抜いて洗って乾燥して作られた中国の生薬「橐吾(タクゴ)」を日本語読みしたものです。 属名の「Farfugium」は、ラテン語の「far(小麦粉)」+「fugio(消える)」の複合語で、葉柄や花茎にある白い粉状の被膜が早晩に消えてしまうことを意味します。 種小名の「aponicum」は原産地の1つ「日本の」を指します。 花言葉と詳細は本文をご参照下さい。 ■関連ページ ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum) 秋から冬まで咲くツワブキ かぎけん花図鑑 花日記2024年12月4日(水) 特集 12月黄色い花 #ツワブキ #黄色い花 #Farfugium Other Articlesかぎけん花図鑑 9月4日の誕生花 大根草、モントブレチアかぎけん花図鑑 9月4日の誕生花は、ダイコンソウ,モントブレチアです。 ダイコンソウ ダイコンソウ(大根草)=ゲウム(Geum、学名:Geum hybrid)は、ユーラシア大陸、南北アメリカ原産でバラ科ダイコンソウ属の耐寒性多年草です。葉が大根に似ています。花言葉は「将来有望」です。 モントブレチア モントブレチア(Montbretia)=クロコスミア(Crocosmia)=ヒ座禅草のブログ春は自然の芽吹きが訪れる時期なので、野草のブログが続きます。 本日の取り上げる花は、ザゼンソウ(座禅草)です。 植物ながら、自家発電し、雪を溶かして芽を出す逞しい植物です。 花言葉は、「沈黙の愛」です。 ■ザゼンソウ(座禅草、学名:Symplocarpus foetidus) https://www.flower-db.com/ja/flower1456 誕生花 5月30日5月30日は、ライラック(紫)と、アマリリスです。 ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)は、モクセイ科ハシドイ属の落葉中木です。 紫色の花言葉は、「初恋」と「恋の芽生え」です。 アマリリスは先日と同じなので端折ります。 ■かぎけん花図鑑 アマリリス https://www.flower-db.com/ja/flower:352、 ライプロテアの王 キングプロテア(King protea) キングプロテアとアーティチョークの意外な関係 キングプロテア(King protea、学名:Protea cynaroides)とは、南アフリカ 原産で、ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木です。 花の王様とも賞賛されるプロテアの代表品種で、南アフリカ共和国の国花とされます。 樹高は1~2 mです。葉は皮質で厚く光沢があり、卵形で、互生して付きます。 花は干ばつにも耐え現地では周年咲きますが、日本7月25日の誕生花 ニワトコ7月25日の誕生花はニワトコです。 ニワトコ ニワトコ(庭常、接骨木、学名:Sambucus sieboldiana var. pinnatisecta)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、レンプクソウ科ニワトコ属の落葉低木です。木全体が有用な成分を持っているので昔から庭に植えられています。春に円錐花序を伸ばし白い小さな花を咲かせ、夏に果実を実らせます。 若葉や蕾は食用に、材は細工物に、果実箱19 薬になるんだね、瑠璃鈴ルリスズカケ(瑠璃鈴懸、学名:Veronicastrum stenostachyum ssp. stenostachyum)は中国原産でオオバコ科クガイソウ属の半蔓性多年生宿根草の野草です。森林の下床や、林縁の草地、谷間の日陰の湿った場所に生えます。草丈は1mまでなります。茎は円柱状で茎頂は地面に着いて根を出します。葉は紙質で、先端が尖る長卵形~披針形で、葉縁に粗い鋸歯があり、互生します。7月~9