花ら95.中秋の名月が明るい訳 金木犀 ポスト NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 日本で、芳香の良い3花と言えば、春の ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora)、夏の クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides)、秋の キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)です。 キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、中国原産で、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。別名でケイカ(桂花)や、タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)、英名ではFragrant oliveと呼ばれます。同属のギンモクセイ(銀木犀、O. fragrans var. fragrans)の変種の一つです。樹高は3〜4mで、樹皮は灰褐色で幹は良く分枝し密に葉を付けます。木星と言う名は、灰褐色の樹皮がサイの外皮に似ていることにより、金は花色に因みます。命名に牧野富太郎博士が関係しているようです。 ■金木犀にかかわる中国の伝説 「月には金木犀の大木があり、中秋の名月になると月が金色に輝いて見えるのは、金木犀の花が満開になるから」 詳しいことや花言葉は、こちらでご紹介しています。 ■関連ページ 花ら95.中秋の名月が明るい訳 金木犀 かぎけん花図鑑 2023年9月19日(火曜日)、 花日記 NHK連続テレビ小説らんまん植 目次、 キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus) NHK連続テレビ小説らんまん植物種類一覧、 花図鑑 特集 Other Articles花ら 38.狸に成り損ねてムジナモ 【NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】】 ムジナモ(狢藻、学名:Aldrovanda vesiculosa)はモウセンゴケ科の浮遊性食虫植物です。1890年に牧野富太郎博士が東京都江戸川区の用水池で発見しました。根が無く水面に浮かび、茎に輪生した葉柄の先にある2枚貝のような捕虫葉を開閉してミジンコなどの動物プランクトンを採取します。めったに花は咲きませんが稀に7~8月に短時間緑の簾だ、万葉集草木シリーズ18.ヤナギ万葉集草木シリーズ18.ヤナギ シダレヤナギ(枝垂柳、学名:Salix babylonica)は、中国原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木です。直立した幹から四方に細長い枝を垂れ下げ、涼しさを醸し出します。ヤナギと言えばシダレヤナギを指します。ヤナギは万葉集で詠まれています。 万葉集のヤナギ 巻8-143 雑歌 作者:大伴坂上郎女 万葉名:ヤナギ(柳) 【原文】 打上 佐保能河原之 青柳者 今奈良の都よ、カムバッーク😢万葉集草木71.テイカカズラテイカカズラ(定家葛、学名:Trachelospermum asiaticum)は、日本と朝鮮半島原産でキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑蔓性低木です。蔓状の茎先から出た花序に芳香のある白花を多数つけます。花名は歌人である藤原定家の墓に咲いていたことから命名されました。 万葉集と定家葛 万葉集では「岩綱」で詠まれています。 万葉集 第6巻 1046番歌 作者:作者不詳、 題詞:傷惜寧樂京荒墟赤い実(2022年) かぎけん花図鑑赤い実(2022年) かぎけん花図鑑花日記2022年11月9日 実りの秋と言えば、柿や、梨、葡萄、林檎などの果実が今や盛りと店頭に陳列されています。栽培場所が北半球や南半球の路地や温室等で栽培されるので、果実は一年中身近にあります。 春夏秋冬、それぞれの時期で成り物は異なりますが、秋がその集大成の時期とみなされています。 ここでは、それらの季節や、可食・非可食、動物食用・人間食用にかかわらず、赤7月30日の誕生花 ボダイジュ、カエンボク7月30日の誕生花はボダイジュ、カエンボクです。 ボダイジュ ボダイジュ(菩提樹、学名:Tilia miqueliana)は、中国原産で、アオイ科シナノキ属ボダイジュ種の落葉高木です。花言葉は「夫婦愛」です。品種にはナツボダイジュ、フユボダイジュ、アメリカボダイジュ、オオバボダイジュ、マンシュウボダイジュ、ツクシボダイジュがあります。シューベルトの歌曲「菩提樹」に出てくる木はセイヨウボダイ花名に「蝶」パンジー モルフォ'Morpho'花名に「蝶」と付く花「パンジー モルフォ(Pansy Morpho」と昆虫の モルフォ蝶 モルフォ蝶とナノ構造 左:昆虫のモルフォフォ蝶、中央モルフォ蝶の色解析(KeyFDTD使用)、右:花のパンジー モルフォ(Pansy Morpho) 南米に生息する、世界の三大美蝶の一つとされる「 モルフォ蝶」の翅色は、最初からついている色「色素色」ではなく、ハネの表面にある微細構造(ナノ構造)に光が当