裁縫の針山のようだ! ピンクッション(Pincushions) ポスト 裁縫の針山のようだ! ピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)とは、南アフリカ原産でヤマモガシ科レウコスペルマム属の熱帯性常緑小低木です。別名で、学名のレウコスペルマム、或いは、リューコスペルマム(Leucospermum)や、 ピン クッション プロテア(pin cushion protea)とも呼ばれます。原産地では沿岸部に自生します。 樹高は、50-300cmで、上部で分枝し、横に広がります。 葉は硬く光沢が有り、鉾形で葉縁に鋸歯が有り、枝に輪生して付きます。 開花は、日本では3月~9月で、花茎先端から単生または2、3個、花径10~15cmの頭状花を付けます。 花の形は、裁縫のピンクッション(針山)に似ており、花色は、赤、橙、黄色、ピンク、花に芳香があります。開花してから花持ちは2ケ月程で長持ちします。 ピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)と似た植物に、同じヤマモガシ科のキング・プロテア(King protea、学名:Protea cynaroides)があります。 ピンクッションの花の構造 頭状花は、多数の花から構成されます。 1つの花は以下のような構造をしています。 ①ピンのように長い雌蕊は、先端に玉のような柱頭(ちゅうとう、 Stigma)があり、その下の花柱(かちゅう、Style)がある、 ②雌蕊の高さの半分ほどの花被(かひ=花弁と萼、 Perianth)は、4本の赤いリボン片とその裏にある白毛が目立つ、 ③同じく、雌蕊の高さの半分ほどの雄蕊(おしべ、 Stamen)は、花糸(かし、Filament)が無く、葯(やく、Anther)だけがある。 花言葉とピンクッションの詳しい説明は本文をご参照下さい。 ■関連ページ ピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.) 裁縫の針山のようだ! ピンクッション(Pincushions) かぎけん花図鑑 花日記2024年8月7日(水) Other Articles杜鵑さん来てね😀万葉集草木70.センダンセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)は、日本、中国、西アジア原産で、センダン科センダン属の落葉高木です。薄紫色の小花を多数付けます。花後に果実が数珠成りに成り、緑色から黄褐色に熟します。 万葉集とセンダン(あふち) センダンの万葉名は「あうち」。万葉集でも詠われています。 万葉集 第17巻 3910番歌 題詞:詠霍公鳥歌、作者: 大伴書持(おおとものふみもち)、登場する植物:6月14日の誕生花 グラジオラス、下野、春車菊6月14日の誕生花は、グラジオラス,シモツケ,ハルシャギクです。 グラジオラス グラジオラス(学名:Gladiolus)は、熱帯アフリカ、地中海沿岸原産で、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。夏に、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に大きな花を咲かせます。花言葉は「用心」です。 シモツケ シモツケ(下野、学名:Spiraea japonica)は、日本原産で、バラ科シモツケ属の12月に咲く黄色い花 かぎけん花図鑑12月に咲く黄色い花は63品種 かぎけん花図鑑 花日記2022年12月2日 中でも、キク科やラン科の花が多いです。 椿は、通常、赤・白・ピンクが多いですが、黄色い花を咲かせるキンカチャ(金花茶、Camellia chrysantha)が咲いています。 パンジーやビオラは、寒い時期から、春までと長期間咲き続け花壇を賑わわせてくれます。 特集 12月に咲く黄色い花 ツンベルギア・グランディフローラ原産地のベンガル地方の名をとってベンガルヤハズカズラとも呼ばれるツンベルギア・グランディフローラ(学名:Thunbergia grandiflora)は、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の大型の常緑蔓性多年草です。日本では、植物園の温室でほぼ周年咲いています。漏斗形の先端が5裂して平開し、5弁花のように見える青紫色の花を咲かせます。 ■ツンベルギアの仲間達 異国的な感じのする花ですね。 ツ【和代さんの庭】ベゴニア和代さんの庭 ベゴニア・センパフローレンス ベゴニア・センパフローレンス(Begonia semperflorens)は和名でシキザキベゴニア(四季咲きベゴニア)と呼ばれます。ゼラニュームと同様、庭の優等生です。暑さに強く、長期間咲き続け、枯れず、手入れもさほど必要せず、背が低く邪魔になりません。和代さんの庭でも、暑い盛りに元気に咲いていました。 センパフローレンス https://www.f珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ)珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ) 「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ ツボサンゴ(壺珊瑚、学名:Heuchera sanguinea)は、北米原産で、ユキノシタ科ヒューケラ属の常緑多年草(宿根草)です。学名のヒューケラ(Heuchera)の方が多く認識されているかもしれません。英名では、コーラル・ベル(Coral bells)と呼ばれ珊瑚の鐘という意味合いがあります。草