富山12 日本鈴蘭(Convallaria keiskei) ポスト 日本スズラン(日本鈴蘭、狭義の学名:Convallaria majalis var. keiskei/Convallaria keiskei)は、日本、朝鮮半島、中国原産のキジカクシ科スズラン属の多年草です。日本では、北海道~本州中部以北の平地から 山地、 亜高山に分布します。北海道に在来種があり、北海道を代表する花とされます。 和名はキミカゲソウ(君影草)とも呼ばれます。草丈は15~20 cmです。葉は長さ15~20 cmの長楕円形で2枚の葉を伸ばし、その葉の間から葉より低めに花茎が伸び、4月~6月に、花茎に7~8個の白い釣鐘型の花径1cm程の小花を下向きに咲かせます。花弁先端は浅く6裂し、花に芳香があります。残念ながら、全草にコンバラトキシン(convallatoxin)などの猛毒を含んでいます。夏の暑さに弱いため山野草の扱で全国的に広まっていません。日本の園芸会では、日本鈴蘭とドイツスズランが区別されず「スズラン」と言う名前で販売されており、独逸鈴蘭の方が丈夫なので流通の大半を占めています。日本鈴蘭は植物園で観ることが出来ます。 日本鈴蘭と独逸鈴蘭の比較 日本の市場には、日本鈴蘭とドイツスズランが流通していますので、まず両者を比較しておきます。 日本鈴蘭 (左) 、 ドイツ鈴蘭 (右) 両者の花を例えれば、日本鈴蘭は白磁のゆのみ、独逸鈴蘭はティーカップ、そのこころは、日本鈴蘭の花は小さ目で深い壷型の花、独逸鈴蘭の花はそれより大き目で口広の浅い紅茶カップ型に似ています(個人の感想です)。 花言葉や説明の続きは本文をご覧ください。 ■関連ページ 日本スズラン(日本鈴蘭、狭義の学名:Convallaria majalis var. keiskei/Convallaria keiskei) ドイツスズラン(独逸鈴蘭、学名:Convallaria majalis) 富山12 日本鈴蘭(Convallaria majalis var. keiskei/Convallaria keiskei)かぎけん花図鑑 花日記2024年5月18日(土)、 Other Articles誕生花 6月21日 待宵草誕生花 6月21日は、マツヨイグサ(待宵草)、月見草です。 ツキミソウ(月見草、学名:Oenothera tetraptera)は、メキシコ原産で、夜に白花を咲かせるアカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。別名で、シロバナヨルザキツキミソウ(白花夜咲月見草)とも呼ばれます。夕方から咲き始めて翌朝ピンクになって萎みます。 私達が、通常、ツキミソウ(月見草)と呼んでいる黄色い花は、マツヨイグサ(新たな試み かぎけん花図鑑(以後、「本図鑑」と呼びます)は、利用の便をはかるため、かぎけんア行~ワ行花図鑑(以後、「前図鑑」と呼びます)を元に花のデータベース化を行っていますが、今回の編纂に関しては以下3点について新らたに試みました。 1)APG体系への対応 2)英語版作成 3)中国語版作成 1)APG体系とは被子植物をDNA解析に基づき分類する最新の体系のことであり、積極的に取り入れて行く予定です。時計草のブログトケイソウ(時計草、学名:Passiflora caerulea)はトケイソウ科トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木です。英名では、パッションフラワー(Passion flower)と呼ばれます。日本で、パッションと言えば、「情熱」ですが、この場合は、「受難」という意味なんですね。更なる情報は、花図鑑をご参照ください。 花図鑑 時計草 https://www.flower-db.com/j11月10日の誕生花 ハイビスカス、芙蓉11月10日の誕生花は、ハイビスカス(赤),フヨウです。 ハイビスカス(赤) ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、ハワイ諸島及びマスカリン諸島原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。赤花の花言葉は「常に新しい美」です。 フヨウ フヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)は、日本、中国大狐の剃刀のブログ オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)と、キツネノカミソリ(狐の剃刀)はほぼ同様の性質を持ちます。何故なら、大狐の剃刀は狐の剃刀の変種だからです。変種かどうかは学名を見れば明らかです。狐の剃刀という花名の由来は、狐の出そうな山地の林縁や林床でカミソリ(剃刀)に似た葉を持つからとか、花色が狐の毛色に似ているからだと科、花を横から見ると狐に似ているからとされます。狐の剃刀は同属のヒガンバナ(彼岸花、曼藤野寒葵のブログカンアオイ(寒葵、学名:Asarum)をご覧になったことがありますか? とっても、地味~な植物で、しかも、展覧会に行かないと見られません。つまり、あまり咲いている機会を見ることの少ない、非日常的な植物と言えるかもしれません。 しかし、一度見ると、意外にハマります。それは、花というか、実際には、萼なのですが、それがちっちゃくて形がユニークで、ピカピカの緑色の葉に隠れて咲くのが楽しいです。