4月13日の誕生花 ゲンゲ(紫雲英)

4月13日の誕生花 ゲンゲ(紫雲英)

ゲンゲ(紫雲英、学名:Astragalus sinicus)とは、中国原産で、マメ科ゲンゲ属の匍匐性越年草です。
別名でレンゲソウ(蓮華草)や、レンゲ(蓮華)、英名では Chinese vetch、Milk vetch と呼ばれます。

中国や台湾からの帰化植物で、昭和時代頃までは水田や畑、道端に生え普通に見られる春の風物詩でした。
ゲンゲは家畜の羊や牛などの飼料に、また田起こしで土に漉き込んで稲の緑肥としていましたが、
その後、化学肥料の使用と共に姿が見えなくなりました。今では田んぼなどではあまり見かけません。

草丈は10〜25cmです。
茎は根元で分枝し地面を這って広がります。根には粒状の根粒があります。
葉は9-11個の卵形〜楕円形の小さな葉が集まって羽の形をした奇数羽状複葉です。

4〜6月に、葉腋から出た花茎の先端から、散形花序状総状花序を伸ばし7〜10個の小さな蝶形の赤紫色の花を輪生させます。
1つの小花は、花径2-3cm、長さ1cm程で、旗弁1枚、翼弁2枚,竜骨弁(舟弁)2枚と、雄蕊6個,雌蕊1個から構成されます。
花後に、長さ2~2.5cmの果実(豆果)が成り黒熟します。
用途は花はミツバチなどの昆虫の蜜源に、茎葉は緑肥や飼料とされます。
ミツバチが吸った花蜜を集めて作られるレンゲ蜂蜜は黄金色で、癖が無く、上品な甘みがあり、ホットケーキなどに用いられます。

乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性があるので1歳未満の乳幼児には向かないとされます。
また、除草剤「グリホサート」や残留農薬があると、発ガンの恐れがあるとされます。


名前の由来


和名の「レンゲ」、或いは「レンゲソウ」とは、紅紫色の花が10個ほど車輪状に並んでいる姿が、ハス(蓮)の花に似ていることに拠ります。
属名の「Astragalus 」はラテン語で「ゲンゲ属の」を意味し、
種小名の「sinicus」は同じくラテン語で「中国の」を意味し、中国が原産地であることを示します。


花言葉


「心が安らぐ」

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ゲンゲ(紫雲英、学名:Astragalus sinicus)
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4月13日の誕生花 ゲンゲ(紫雲英、学名:Astragalus sinicus)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月13日(日)
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